株式会社デンソー、リバー株式会社、DIC株式会社、株式会社UACJ、金城産業株式会社、九州メタル産業株式会社、住友化学株式会社、大同特殊鋼株式会社、東レ株式会社、豊田合成株式会社、トヨタ紡織株式会社、株式会社野村総合研究所、古河電気工業株式会社、株式会社マテック、三井化学株式会社、学校法人早稲田大学などの産官学連携プロジェクトが始動。環境省の支援を受けた「ELV自動精緻解体を起点とした水平サイクルを実現する動静脈一体プロセスの技術実証」が始まった。

自動車産業における再生材利用の拡大を目指し、技術実証を開始

自動車産業では、持続可能な社会の実現に向けて、再生材の大幅な利用拡大が求められている。しかし、現在の自動車リサイクルでは、再生材の選別が難しく、効率的な再生が難しいという課題があった。このため、本プロジェクトでは、自動車部品解体プロセスの技術実証を通じて、再生材の利用拡大を目指す。

最新のELV解体技術を用い、動静脈一体となったプロセスの実証を行うことで、再生材の品質と量の確保に取り組む。また、再生材を用いた部品の試作評価やCO2排出量の削減効果の検証も行う。これにより、自動車産業のサーキュラーエコノミー実現に向けた一歩を踏み出す。

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