野村不動産ホールディングス株式会社は、全戸「断熱性能等級6」の分譲マンション供給を推進することを発表。その第一号物件として「プラウド横浜新子安」の公式ホームページが公開された。新たな省エネ性能表示の努力義務化に伴い、BELS*に基づく省エネ性能ラベルも全物件に掲載される。
*「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略称で、、第三者である評価機関(建築物省エネ法の登録建築物省エネ判定機関等)が申請に係る建築物の省エネ性能を評価するもの。
野村不動産の環境配慮への取り組み
省エネ性能表示制度は、建築物の省エネ性能を広告等に表示することで、購入者や賃借者がその性能を把握・比較できるようにする制度で、2024年4月より、住宅・建築物を販売・賃貸する事業者には、省エネ性能表示ラベルの表示が努力義務として求められるようになった。
野村不動産では、2022年11月以降に着工した分譲マンションにおいて原則ZEH水準を達成してきた。約7割の物件が低炭素建築物認定を取得している。今後は、省エネ性能を示す第三者評価であるBELSによる省エネ性能ラベルを全物件で掲載し、断熱性能等級6の物件供給を推進する方針を固めた。
新たな取り組みとして、エネルギー消費性能★3以上と断熱性能等級6を備えた物件を積極的に供給する。これにより、住民は以下のようなメリットを享受できる。
【エネルギー消費性能★3以上】
・LEDライトや高効率な換気設備の導入
・冷暖房効率の向上により省エネと光熱費削減
【断熱性能等級6以上】
・高断熱仕様により冬季の暖房効率向上と光熱費削減
・ヒートショックの低減や室内温度差の低減による快適な居住空間
・国際水準と同等の断熱性確保
野村不動産は今後も高い省エネ性能を持つ住まいを供給し、サステナブルな社会への貢献とお客様の快適性・経済的メリットを追求していく。