SINKPIA・JAPANは、厨房や事業所から生ごみを出さずにその場で処理する革新的な技術で、持続可能な社会の実現を目指している。同社が開発する業務用生ごみ処理機シリーズは、多様な微生物を活用した独自技術を用いており、環境への負荷を大幅に削減する。

生ごみ処理の新たな取り組み

SINKPIA・JAPANは、生ごみの発生源である厨房や食品製造・加工工場などで、持ち出すことなくその場で生ごみを安全かつ快適に処理する装置の開発と運用に注力している。これらの装置は、多様な微生物を活用することで生ごみの分解力を高め、分解時の臭いを抑える『シンクザイム』や、水の影響を受けにくく高密度の微生物の住処を確保する『微生物ハウス』といった技術を駆使している。これにより、限られたスペースでも効率的な生ごみ処理が可能となっている。

SINKPIA・JAPANは、「生ごみを運ばず・燃やさず・その場で処理」をコーポレートスローガンとし、以下の7つのポイントに注目している。これらのポイントに基づき、装置の開発から製造、販売、サポートまでの体制を構築した。

  1. 臭い: 微生物の力で生ごみ分解時の臭いを抑制。
  2. 大きさ: 小型化を実現し、屋内設置が可能。
  3. 手間: 生ごみを投入するだけで、取り出し作業が不要。
  4. コスト: 維持費を抑えた設計。
  5. 操作性: シンプルな操作方法。
  6. サポート: 充実したアフターサポート体制。
  7. 環境貢献: CO2削減と省エネを実現。

現在、日本では年間約4,274万トンものごみが排出されており、焼却処理が主流となっている。しかし、焼却時に発生するCO2や最終処分場の残余年数の短さが深刻な問題となっている。SINKPIA・JAPANの生ごみ処理機は、生ごみをその場で処理することで、焼却時や運搬時のCO2を削減し、省エネを実現している。
SINKPIA・JAPANは、独自の微生物技術を用いて生ごみをその場で処理することで、環境負荷を大幅に軽減している。稼働時の消費電力を抑え、生ごみ特有の腐敗臭も抑制。室内設置も可能で、使用者の負担を軽減している。生ごみ投入後は、定期的な撹拌とシャワー機能で微生物が効率よく生分解を進め、24時間以内に処理が完了する。
SINKPIA・JAPANは、生ごみ処理業界において、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みを進めている。生分解する微生物ハウスや分別作業の自動化、汚れた生分解性プラスチック容器の処理技術などを研究開発中。さらに、液肥や土壌改良剤の資源化にも着目し、社会貢献に取り組んでいる。



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