サステナブルな時代づくりは 新たなパラダイムシフトへ向かっています。それが「メンテナブル」な時代です。多様な領域を横断しながら、持続・循環・再生・保守可能な社会をデザインする時代へ。僕たちは、新たな時代の転換点に立っています。

みんなうすうす感じてきたことでしょうが、これまでの日本を繁栄に導いてきた「大量生産→大量消費→大量廃棄」の昭和経済モデルは完全に終わりを告げました。いよいよ多様な自然生態系を守りながら「持続・循環・再生・保守可能な経済を行う」ことが、これから世界で生きていくための活動の軸になります。

そして、この時代を動かす重要なキーワードが「Maintainable/メンテナブル」です。「Maintainable/メンテナブル」とは、時間を経ても何かをサポートしたり、保護したり、維持したりできる能力のこと。ソフトウェア開発の世界ではコードやソフトウェアが理解しやすく修正修復が容易にできて、開発者が長期的に保守しやすいことを「メンテナブル」と言います。

同じように人間社会と地球環境を長期的に営んでいくうえでも、さまざまな分野をまたがってひとびとが良い思想や科学や技術を持ち寄って、交流駆使しながら全体のエコシステムを修復し、循環再生させ、保守しながら持続させていくことが大切なはずです。

そのために多領域を横断し、志と情熱を持ったひとびとが自由に出会い対話でき、これは良い!と思える新しい価値づくりをいっしょにスタートするために、Maintainable®[メンテナブル]という場を作りました。

サステナブル(持続可能)、サーキュラーエコノミー(循環経済)、リジェネレーション(再生可能)、メンテナンス(保守)なコトを繋いで、社会の役に立つおもしろいい文脈をデザインしていきます。ぜひみなさんの応援、よろしくお願いします。

Maintainable® [メンテナブル]発行・編集人 内野一郎