北海道蘭越町で開催される「米-1グランプリinらんこし」が、今年で第13回目を迎える。全国の米生産者が腕を競い合うこの大会は、11月23日(土)に決勝大会を実施する予定だ。特に優れたお米を選び、日本一を決める「米の頂上決戦」に注目が集まる。
全国の米生産者が集結、厳正なる官能審査で日本一を決定
「米-1グランプリinらんこし」は、日本各地の米生産者が一堂に会し、その技術と品質を競い合う全国規模のコンテストだ。蘭越町での開催は2011年から続いており、今年も多数の生産者が自慢の米を出品する予定。主催は「米-1グランプリinらんこし実行委員会」で、北海道蘭越町の後援を受け、さらなる盛り上がりを見せている。
今年の決勝大会は11月23日(土)に蘭越町山村開発センターで開催される予定で、予選は10月21日(月)から10月28日(月)まで実施される。予選審査では、全国の調理専門学校の生徒や教師が官能審査を担当し、上位30品を決定する。この厳しい審査を経て選ばれた米が決勝大会で再度審査され、グランプリ、準グランプリ、金賞、銀賞、銅賞がそれぞれ決定される。
大会を代表して実行委員会は、「この大会を通じて、日本の米生産者が更に技術を向上させ、消費者から高い評価を得ることを目指しています」と述べている。また、一般審査員の募集も行われており、20歳以上であれば誰でも応募可能だ。一般審査員は、決勝大会当日に会場で官能審査に参加し、特別審査員と共に味や香り、食感などを総合的に評価する役割を担う。
今後も「米-1グランプリinらんこし」が、全国の生産者にとって米作りの技術向上を目指す重要な場となることが期待されている。