Jリーグは、株式会社ユーラスエナジーホールディングス、日本自然エネルギー株式会社と協力し、「Jリーグ気候アクションパートナー」契約を更新した。この連携により、2025年のJリーグ公式戦約600試合のCO2フリー化が実現する見込みだ。
環境価値を生かした電力供給で温室効果ガス排出削減に貢献
昨今の気候変動問題の悪化から、持続可能な社会の実現は急務となっているが、そんな中でJリーグは、2023年5月に「Jリーグ気候アクションパートナー」カテゴリーを新設して以降、気候アクションに積極的に取り組んできた。
その一環として、ユーラスエナジー、日本自然エネルギーの2社と本契約を継続更新し、今後も気候問題への取り組みを通して、持続可能な社会に貢献していく姿勢であることを明らかにした。
ユーラスエナジーが所有する「ユーラス田代平ウインドファーム」で生産される電気の環境価値は、日本自然エネルギーによりグリーン電力証書化され、2023年から2024年にかけてJリーグ公式戦で活用された。これにより、試合の電力を実質再生可能エネルギーとし、温室効果ガス排出量をゼロにする取り組みが実現したことになる。
そして本年は、公式戦約1,200試合のうち約600試合で同様の取り組みを行い、引き続き温室効果ガスの排出を抑制する。これらの活動は、日本政府の脱炭素社会の実現にも貢献するもので、Jリーグは他の気候アクションパートナーと連携し、継続的な環境改善を目指す。
Jリーグ気候アクション