特定非営利活動法人CLOUDY・株式会社DOYA(代表 銅冶 勇人、以下「CLOUDY」)は、三菱鉛筆株式会社(代表取締役社長 数原 滋彦)の支援を受け、ガーナで捨てられているカカオの殻を鉛筆に再生する「CHOCOPENプロジェクト」を始動。その記念として、原宿のUNKNOWN HARAJUKUで「ゴミと鉛筆とアート展」を2025年5月2日(金)から10日間の期間限定で開催する。廃棄物削減と教育支援を融合したこの取り組みが、いま多方面から注目を集めている。

廃材から生まれる鉛筆が、廃棄物の新たな価値を創造する。
環境問題が深刻化する中、廃棄物のリサイクルは欠かせない手法だが、特にガーナで大量に捨てられているカカオの殻は、適切に処理されなければ環境に悪影響を及ぼす問題の一つ。これに対して「CHOCOPENプロジェクト」は、カカオの殻を鉛筆に再生することで、廃棄物の新たな価値を創出しようとしている。
「CHOCOPENプロジェクト」は、訪れる人々に、ただ見るだけでなく、描くことで参加できる新しいアートの楽しみ方を提案する。このプロジェクトの一環として開催される「ゴミと鉛筆とアート展」では、誰でも自由に描ける白い壁が会場内に用意され、来場者は真っ白な壁に自由に描き、自分自身の感性を発揮しながら、廃棄物の再利用の可能性を体感し、環境問題について考えることができる。さらに、SNSを通じてその体験を共有することで、アートと環境意識の広がりを発信することが期待されている。

また同展では、30名の現代美術アーティストによるカカオ鉛筆を用いた作品も展示され、同展売上の一部はガーナの子どもたちへの教育支援に寄付される。さらに鉛筆を1本購入するごとに、ガーナの子どもたちに同数の鉛筆が寄付される仕組みだ。


CLOUDYとDOYAの代表・銅冶勇人さんは「このプロジェクトを通じて、子どもたちに希望とぬくもりを届けたい」と語る。また、三菱鉛筆代表の数原滋彦さんも「未来をつくる鉛筆を届けることに喜びを感じる」と述べている。
5月2日から11日まで原宿で開催される「ゴミと鉛筆とアート展」、入場は無料。ぜひあなた自身の感性を、カカオの殻から再生した一本の鉛筆で、真っ白な壁に自由に描いてみては?
