科学者の宮田裕章さんがプロデュースし、写真家・映画監督の蜷川実花さんとクリエイティブチームEiMが手掛けるアートパビリオン「Better Co-Being」内の「最大多様の最大幸福」にて、5月2日から6月30日までの期間限定で夜の自由観覧が実施される。このプロジェクトは多様性の祝福をテーマに、特別な夜間演出と共に訪れる人々に新たな体験を提供する。

夜のパビリオンで体感する、最大多様の最大幸福。

「Better Co-Being」内のシグネチャーパビリオンにて展示されている、多様性を祝福するアート作品「最大多様の最大幸福」が、期間限定で夜の自由観覧を実施している。
宮田裕章さんと蜷川実花さんが率いるクリエイティブチームEiMが手掛けたこの作品は、7mのキャノピーに約400本のワイヤーが張られ、その先端に取り付けられたサンキャッチャーが自然光や人工光を受けて虹色の輝きを放ち、幻想的な光景を作り出す。

昼間とは異なる夜のパビリオンでは、約15,000個のクリスタルが照明に照らされ、無数の光を紡ぎ出して多彩な光が空間を満たす。この「luminous version」は、壁も天井もない開放的な空間で、来場者を幻想的な世界へと誘うだろう。
この特別な夜間演出「luminous version」は、蜷川実花氏がデザインした「luminous echorb」と呼応し、色彩と光の奥行きを楽しむことができる。「echorb」は石の形をしたアイテムで、来場者の位置情報と心拍数を読み取り、アートとデジタルが融合したインタラクティブな体験を提供する。訪れた人々は、「echorb」を握った手の平から自らの鼓動を感じながら、パビリオン内を巡ることができる。

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