Osaka Metroは、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、2025年7月1日から御堂筋線と中央線で使用する電力を再生可能エネルギー由来に切り替え、CO₂排出量実質ゼロでの運行を開始した。これにより、年間約7万トンのCO₂削減が期待される。

公共交通機関に再生可能エネルギー導入で、環境負荷を大幅削減!
Osaka Metroは、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、御堂筋線と中央線で使用するすべての鉄道用電力を、関西電力の「再エネECOプラン」を活用して再生可能エネルギー由来に切り替えた。この取り組みにより、両路線の運行がCO₂排出量実質ゼロとなり、年間で約7万トンのCO₂削減が見込まれている。

Osaka Metro Groupは、2030年度にグループ全体のCO₂排出量を2013年度比で46%削減、2050年度に実質ゼロを目指している。これまでにも省エネ車両の導入やLED照明の普及、EVバスの導入などを通じて、エネルギー効率の向上と環境負荷の低減に取り組んできた。


また同グループでは、2025年大阪・関西万博でも持続可能で安全な輸送提供を目指しており、駅や車内のデジタルサイネージを活用して、これらの取り組みを広くPRし利用者に脱炭素化への意識を高めてもらう予定だ。そしてそれらのプロモーションも通じて、環境に優しい公共交通機関「Osaka Metro」の地位を確立していくとしている。


