創立80周年を迎えた株式会社リンレイは、業務用清掃の現場に向けて、これまでにない「100倍まで洗剤を希釈できる」スプレーボトルを新たに発売した。家屋や施設の清掃を「清潔・キレイ」に保ってきた同社の歴史と清掃文化への貢献を背景に、現場の作業効率と清掃品質の安定を支える新たな製品として注目される。

清掃文化を築いて80年、現場の“キレイ”を守り続ける。
リンレイは、1944年(昭和19年)に「東日本特殊塗装剤工業株式会社」として創業し、日本で唯一のワックス専門メーカーとしてスタートした。敗戦後には進駐軍への納入実績などを重ね、その後「株式会社リンレイ」へ社名変更。以後、業務用・家庭用・自動車用を問わず清掃と光沢を支える製品を提供し続け、2024年には創立80周年という節目を迎え、社内には「未来へずっとキレイをつなぐ」というスローガンが息づいている。
今回新たに発売された「希釈スプレーボトル500 mL」は、業務用清掃現場の声に応えた機能を備えたもの。洗剤原液をボトル内の目盛りに合わせて入れ、水を混ぜるだけで、2倍から100倍まで簡単に希釈できる仕様で、希釈倍率の幅が広く、現場での洗剤ムダ遣いを抑制しつつ、清掃品質を一定に保てる設計だ。また泡・ミストの切り替えノズル採用により、多様な使い方にも対応可能となっており、使い手の負担軽減と効率化に寄与する。
リンレイが業務用から家庭用に至るまで、多様な清掃プロダクトで築いてきた信頼は、今回の新製品のように現場のリアルな声を反映した製品開発に表れている。清掃のプロフェッショナルにとって、正しい希釈と確かな噴霧は品質維持の要。決して派手さは無くとも、確実に清掃現場の作業効率や新しいニーズに応える。これこそがリンレイが80年の歴史とともに培ってきた現場を大切にする姿勢と、細やかな部分にまで目を行き渡らせる技術開発の証しと言えるだろう。


