ANAクラウンプラザホテル金沢(石川県金沢市、総支配人:玉置滋憲)は、令和6年能登半島地震・豪雨で被災した能登地域を支援する取り組みとして、「のとじま水族館」(石川県七尾市)と連携した復興支援スイーツ企画の第2弾を実施する。提供期間は2025年9月1日(月)~10月31日(金)で、売上の一部(1セットにつき300円)を同館で暮らす生き物の飼育支援として寄付し、「おいしく楽しい時間」を支援へつなげる。

ハロウィンの遊び心で“笑顔”を創出。食べることが地域を支える仕組みに。

ANAクラウンプラザホテル金沢は、令和6年能登半島地震・豪雨で被災した能登地域を支援するため、ジンベエザメやイルカ、ペンギンなど石川県の「のとじま水族館」を象徴する生き物をモチーフにしたスイーツ企画を開催した(2025年7~8月)。これがSNSで話題を集め、支援の輪が広がる契機となったことから、今回は第2弾として「のとじま水族館とハロウィンナイト」をテーマに、館内の生き物たちにハロウィンの世界観を掛け合わせたアフタヌーンティーを展開(2025年9月1日(月)~10月31日(金))。思わず写真に収めたくなる見た目と、多彩な味わいで、子どもから大人まで一瞬で笑顔になる仕立てだ。
スイーツは全12種で、ラズベリーで海中の「真っ赤なサンゴ」を表現したタルトや、能登ブルーベリージャムとバタークリームで仕上げた「ジャックオランタンを咥えるジンベエザメ」のマカロン、ショコラムースのコツメカワウソがひょっこり顔を出す無花果のカップショートなど、物語性と遊び心が随所に忍ばせられている。

セイボリーには、能登食材を取り入れた一皿が用意され、能登ふぐバーガー、能登豚のコンフィを合わせたパウンドケーキ、能登産カボチャのクリスピーフリット、紫芋とクリームチーズのタルトレットに加え、冷製(能登産ジャガイモとフォアグラのサラダ ウッフ・ア・ラ・コック添え)または温製(能登産玉ねぎと鴨のコンフィ入りオニオングラタンスープ)から1品を選べる。

能登産の食材を使用したセイボリー

本企画の会場は同ホテル1階「カスケイド ラウンジ」。提供時間は13:00~17:00(利用時間2時間)、料金は1名5,500円(税・サービス料込)で、前日までの予約が必要だ。購入1セットにつき300円を「のとじま水族館」の飼育支援として寄付する仕組みにより、来館者はアフタヌーンティーを楽しむ体験そのものを通じて復興に参加できる。2024年1月の能登半島地震で甚大な被害を受けた「のとじま水族館」は、支援に支えられ2025年3月22日に全展示を再開。現在も地域とともに歩み、笑顔と感動を届けている。

商品提供場所のカスケイド ラウンジ
写真提供:のとじま水族館(本館 のと回遊回路)

ANAクラウンプラザホテル金沢は、ホテルならではのホスピタリティとパティシエの技を活かし、「食べることが支援につながる」実感を提供してきた。第2弾の実施により、継続的なドネーションの基盤を強化しつつ、能登の食材や水族館の魅力を発信。季節感とエンターテインメント性を兼ね備えた本企画は、サステナブルな支援の輪をさらに広げる一歩となるだろう。今後も同ホテルは、地域やパートナーと連携した取り組みを通じて、訪れる人の体験価値と社会的インパクトの両立を目指す。金沢駅前というアクセスの良さを生かし、観光・ビジネスの来訪者にとっても参加しやすい“おいしい支援”のモデルケースとして、継続的な展開が期待されている。

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