JR西日本不動産開発株式会社(以下、JR西日本不動産開発)は、首都圏の新築分譲マンション『ジェイグラン船堀』および『ジェイグラン国立』において、株式会社カスタメディアと提携した新しい『コミュニティサービス』を導入した。このサービスにより、住民同士のシェアリングを通じて、マンション内コミュニティの活性化を目指す。

住民限定のシェアリングで安全・便利な暮らしを実現

マンションコミュニティを活性化させるために導入された『コミュニティサービス』は、住民間限定でモノやスキル、趣味をシェアできる仕組みを提供する。従来、インターネットを介したシェアリングサービスは、不特定多数との取引における安全面への懸念が課題とされていたが、本サービスでは同じマンション内の住民に限定することで、顔が見える安心感を確保した。
具体的には、住民が「売りたい」「買いたい」「借りたい」「貸したい」などの希望を出し合うことができるほか、スキルや趣味のシェアも可能だ。例えば、料理を教えたい住民と学びたい住民がマッチングしたり、同じ趣味を持つ人々が掲示板を通じてつながることができる。これにより、単なる居住空間を超えたコミュニティ形成が期待される。
このサービスは、環境負荷の低減にも寄与する。不要品の再利用や物流の軽減により、持続可能な生活を実現すると同時に、住民同士が助け合うことで無駄な出費を抑えることができる。さらに、シェアリングを通じて住民間の距離を縮め、互いの信頼関係を深めることで、コミュニティの一体感を高める効果も見込まれる。
JR西日本不動産開発は、この『コミュニティサービス』を他の物件にも展開する計画だ。住民同士の新たなつながりを創出し、持続可能なマンションライフスタイルを提案することで、分譲マンションブランド『J.GRAN』の価値をさらに高めていく考えだ。

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