循環葬®︎RETURN TO NATUREを提供するat FOREST株式会社は、Headline Asia、ABCドリームベンチャーズ、coconala Skill Partnersらからの投資を受け、シードラウンド(法人化前後のスタートアップが行う投資ラウンド)。の資金調達を実施した。
循環葬®︎RETURN TO NATUREについて
at FOREST株式会社(本社:兵庫県神戸市)が提供する循環葬®︎RETURN TO NATUREは、ご遺骨を森に埋葬するサービス。このサービスは、墓標を残さず、土壌学の専門家の監修のもと、放置林を再生させた森林を拠点として展開しており、一部の売上は森林保全団体に寄付され、森の再生と維持を支援している。
日本は国土の約7割が森林という森林大国だが、林業の衰退や管理者の高齢化などにより、適切な管理がされていない放棄林が増加傾向にある。at FORESTはこの放棄林問題に取り組むと同時に、人口減少・多死社会に伴う無縁墓の増加を抑制するため、墓標を作らないスタイルのサービスを創案した。
今回の資金調達は、
①森のメンバー(ご契約者様)とご遺族の体験価値向上のための取り組み
②森づくり・自然体験イベントを含むマーケティング・プロモーション活動
③共にRETURN TO NATUREブランドを作る仲間づくりに充てられる。
これにより、at FORESTは持続可能な事業を加速させ、成長を目指す。
at FORESTの代表取締役CEOである小池友紀氏は、広告クリエイティブの世界でコピーライターとして経験を積み、身近な人の死や両親の改葬(お墓の引越し)をきっかけに、「死」の選択肢について考えはじめ、死と森づくりを掛け合わせた「循環葬 RETURN TO NATURE」を創案。循環葬®︎RETURN TO NATUREを創案した。一方、取締役COOの正木雄太氏は社会福祉士としての経験を持ち、循環葬の共同設立に携わっている。