青森県産の規格外りんごを使用した新しいスイーツ「弘前ティラミス」が、「道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ」で9月5日から販売された。開発にあたったのは地域創生を手掛けるレッドホースコーポレーション株式会社。同社は、地域資源を活用し地場産品の開発を進めており、今回もその一環として新たな名物スイーツを誕生させた。
規格外フルーツを生かし、地域の魅力が伝えられる課題解決型の商品開発を!
レッドホースコーポレーションは、全国各地で地域資源を活かした商品開発を進めている企業で、今回の取り組みでは、青森県の規格外りんごに着目し、地元農家と連携してスイーツ開発を行った。「弘前ティラミス」は、プレザーブ(砂糖漬け)に加工した規格外のりんごを主原料とし、地元の魅力を詰め込んだ商品になっている。
今回の「弘前ティラミス」開発は、JA津軽みらいとの長年の協力関係が土台となった。レッドホースコーポレーションは、2019年から弘前市のふるさと納税支援を行っており、その活動を通じてJA津軽みらいとも強固な連携を築いてきた。道の駅「ひろさき サンフェスタいしかわ」では、集客力を活かしつつも、さらに地域の特色を反映した商品の充実が求められていた。そんな中、規格外りんごの活用を提案され、新たな商品開発が始動した。
今回発売された「弘前ティラミス」は、マスカルポーネチーズクリームとりんごプレザーブを層に重ねた、甘さ控えめの新感覚スイーツ。りんごの爽やかな風味が特徴で、試食した地元関係者からも高評価を得た。
製造は、大阪府の株式会社ジョウリュウが担当。彼らの豊富な経験と、積極的なチャレンジ精神がこの商品開発を支えたという。
レッドホースコーポレーションでは、ふるさと納税の支援業務だけでなく、地域の特性を活かした課題解決型の商品開発にも力を入れている。2024年には、全国20以上の自治体と連携し、50を超えるアイテムを開発してきた。同社は、地元生産者と共に地域を象徴する商品を生み出し、地域ブランドの確立に寄与することを目指している。
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