佐賀県有田町の天馬堂(佐賀県有田町、代表:深川裕子)が、アイシングクッキー「白磁彩菓」の新パッケージ商品を発表。従来のお土産品に加え、贈答用として9個入り、15個入りのセットが展開されている。

有田焼の豊かな魅力をクッキーで表現し、新たなファン拡大を目指す。
有田焼の繊細な文様を再現した「白磁彩菓」は、アイシングクッキーの表面に伝統的な有田焼の絵柄を施した商品だ。このクッキーには、絵柄の歴史的背景や技術を紹介するしおり「Story Note」が添えられており、英語も併記されているため、幅広い顧客へやきものの魅力を伝える狙いがある。
天馬堂は2019年に第一弾となる「肥前皿絵文様菓 有田様式」を発売し、現在は「鍋島文様」「明治有田超絶技巧」を含む全3シリーズ、15種類の絵柄を展開。新たに発売される贈答用パッケージは、贈答品やノベルティ、引出物など多様なシーンでの利用を想定しており、特にインバウンド市場でも注目されることが期待されている。パッケージは呉須をイメージした青色の包装紙で、贈答用として高級感も演出されている。
さらに、白磁彩菓と有田焼を組み合わせた特別パッケージも用意され、9種セレクトのクッキーとカップ&ソーサー、または5個入りのクッキーとマグカップなどが販売され、伝統と現代の融合を楽しむことができる。
世界中に多くのファンを持つ有田焼の多彩な世界を、味覚でも堪能できる「白磁彩菓(はくじさいか)」。あっさりとしたクッキーの美味しさと、有田焼の繊細な文様のコラボレーションが、目と舌を躍らせる逸品だ。