群馬県北軽井沢に拠点を置く有限会社きたもっくが主催する、防災キャンプイベント「もしキャン」が、2024年10月27日(日)に宿泊型ミーティング施設「TAKIVIVA」で開催される。日常とは異なるキャンプ体験を通じて、子どもたちに「生きる力」を伝えることを目指したイベントで、薪を割ったり、水を汲んだり、火を熾したりする活動が、防災意識を高め、非常時に役立つスキルを身につける絶好の機会となる。

防災力を高めるワークショップで「もしも」に備えよう

「有限会社きたもっく」は、浅間山の麓で広葉樹を中心とした自伐型林業を展開し、地域資源を活用した循環型産業を目指している企業だ。キャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」や宿泊型施設「TAKIVIVA」を運営し、自然と人がつながる場づくりを実践している。2021年にはその独自の取り組みが評価され、グッドデザイン金賞を受賞した。
「もしキャン」では、きたもっくの理念である「未来は自然の中にある」という考え方に基づき、自然の恵みを活かしながら非常時に備える力を養うことを目的としており、子どもたちが楽しみながら学べるワークショップも豊富に用意されている。ビニール袋を使った防災クッキング、防災トイレにもなるキッズスツールづくり、北軽井沢の広葉樹を使ったカッティングボードづくりなど、実際の災害時に役立つスキルを習得できるプログラムが盛りだくさんだ。また、浅間山大噴火の再現映像やクイズも行われ、火山災害について学ぶことができる。
このイベントを通じて、親子で楽しみながら自然災害への備えを学び、未来の「もしも」に役立つスキルと知識を得ることができる。

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