スタートアップのビジネスアイディアを氷水の中で世界に発信する「Polar Bear Pitching」の日本予選が2025年1月24日に東京都麻布十番で開催される。このユニークなイベントは、フィンランド・オウル市で行われる本大会への出場権を懸けた熱い競争の場となる。主催は株式会社髙木ビルで、国内外の投資家やメディア関係者の注目を集めている。
極限の環境でアイディアを披露、日本から世界への新たな挑戦
凍てつく水中で自らのビジネスアイディアを発表するという型破りな形式で知られる「Polar Bear Pitching」。その日本予選「Polar Bear Pitching TOKYO」が2025年1月24日に初めて東京で開催される。主催は不動産事業を展開する株式会社髙木ビル、協力は沖縄のスタートアップ支援企業、株式会社福地組が担う。優勝者はフィンランド・オウル市で開催される本選に出場し、世界中の革新的なスタートアップとの競争に挑む。
フィンランド発祥の「Polar Bear Pitching」は、2014年にオウル市で始まったイベントで、参加者が氷水の中でビジネスアイディアをプレゼンすることで知られる。東京大会ではその本場のスタイルを踏襲し、国内外から注目を集めるスタートアップ企業8チームがファイナルステージに進む予定だ。
参加資格には、英語でのピッチや、事業のプロトタイプを有していることなどが求められる。また、優勝者には本大会への参加権に加え、渡航費や宿泊費が提供され、国際的な舞台でさらなる挑戦が可能となる。
「このイベントは、極限の環境下でスタートアップが自身のアイディアに対する情熱を表現する場で、北欧と日本のビジネスネットワークを深める貴重な機会となる」と主催者の株式会社髙木ビルは語る。