オイシックス・ラ・大地株式会社(以下、オイシックス)のアップサイクルブランド「Upcycle by Oisix」は、カルビーかいつかスイートポテト株式会社(以下、カルビーかいつか)とコラボレーションし、規格外の焼き芋を再利用する「パンク焼き芋」シリーズを展開している。このシリーズ第3弾として、冷製スープ「パンク焼き芋のほのあまスープ」を2024年6月13日から販売している。

フードロス削減への取り組み

このスープは、茨城県産の紅はるかを使用し、焼き芋の甘さとオニオンソテーの塩気が絶妙にマッチしている。また、チキンエキスや北海道産の牛乳とバターの風味を活かして仕上げられている。冷製スープとしても温製スープとしても楽しめる。
「パンク焼き芋」シリーズで使用する規格外焼き芋は、焼成過程で形が崩れたり皮がむけたりして規格外となったものだ。カルビーかいつかの焼き芋は、収穫後に適切な温度と湿度で保管され、甘さを引き出す。この規格外品をアップサイクルし、フードロス削減に貢献している。2024年1月から5月末までに約2.8トンのフードロスを削減している。
「パンク焼き芋のほのあまスープ」は、焼き芋の自然な甘さとオニオンソテーの塩気を組み合わせた冷製スープ。価格は税込410円で2024年6月13日から販売されている。このスープは、朝食代わりやディナーの一品として楽しむことができる。
オイシックスは、「Upcycle by Oisix」を通じて、捨てられていた食材に新たな価値を加え、環境負荷を低減する取り組みを進めている。2021年から始まり、累計約117トンのフードロスを削減してきた。今後も、サステナブルな環境配慮型商品の普及を推進する。
カルビーかいつかは1967年に創業し、国内最大級のさつまいも取扱量を誇る。オリジナルブランドの開発などで新しい価値を提供している。2020年からカルビーグループの一員となり、アグリビジネスを強化している。オイシックスとのコラボレーションは、フードロス削減と新しい食の価値創出を目指している。

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