東急不動産株式会社は、東京都港区芝浦に新しい賃貸レジデンス「コンフォリア芝浦 MOKU」を竣工した。この物件は、COMFORIAシリーズ初の木造RCハイブリッド構造を採用し、環境配慮を重視している。2024年10月に完成し、11月から入居を開始した。
「木」を中心とした、ZEH-M Oriented、低炭素建築物認定を取得した建築
「コンフォリア芝浦 MOKU」は、ZEH-M Orientedや低炭素建築物認定を取得した環境配慮型物件で、「木」を中心とした建築が特徴。木材を使用したRCハイブリッド構造により、建設時のCO2排出量を削減した。外観には木質化されたデザインを採用し、地域の景観にも貢献している。
特に注目したいのが2階ラウンジのデザインだ。「parkERs」が監修し、樹齢160年のスギを使用したテーブルや自然を感じられるデザインが施されている。またラウンジ内には自然緑化も施され、住む人々が自然と触れ合えるよう演出されているほか、エントランスとラウンジはオリジナルフレグランスの香りが楽しめ、自然を感じながらリフレッシュできる空間が特長だ。さらに、リバーサイドデッキには再生素材を用いた家具を設置し、環境に優しいライフスタイルを提案している。
本物件は、新芝南運河沿いに位置し、運河浄化活動を通じた地域貢献も計画している。東京海洋大学の佐々木剛教授の指導の下、居住者向けイベントとして運河の浄化体験を実施予定だ。地域に根ざした海洋リテラシーの学びも経験できる、新しいタイプのコミュニティになるだろう。
物件概要:
名称: コンフォリア芝浦 MOKU
所在地: 東京都港区芝浦四丁目
アクセス: JR山手線「田町駅」徒歩9分
総戸数: 63戸 + 店舗1区画
構造: 木造+RCハイブリッド
事業主: 東急不動産株式会社
竣工/入居: 2024年10月竣工 / 11月入居開始