ソネングラスジャパン株式会社(所在地:東京都世田谷区、代表者:村山 修平)は、和文化の継承と発信に取り組む「うつくしいにっぽん」と共催で、2025年9月23日(火・祝)に「太陽光を灯す行燈 <EN>が照らす 柳橋・江戸の夜会」を開催する。会場は、かつて昭和の芸者が暮らした邸宅を改装した「ルーサイトギャラリー」(東京都台東区)。火に代わり太陽光を用いる現代の行燈「ソネングラス® EN(えん)」の灯りのもと、伝統工芸や日本舞踊を通じて、サステナブルな形で江戸文化を五感で体験できる一夜限りのイベントだ。

伝統工芸とグリーンテクノロジーの融合が照らし出す、未来へ続く日本の美。
フェアトレードと再生可能エネルギーの活用をライフスタイルとして提案してきたソネングラスジャパン株式会社が、日本の伝統工芸に新たな価値を見出した。それが、「必要な分だけをその時々に得られる資源でつくり、受け継がれてきた」日本の伝統工芸のあり方を「持続可能性の理想形」と再解釈し、その思想から生まれた21世紀の行燈「ソネングラス® EN(えん)」だ。
「ソネングラス® EN」は、静岡の伝統的工芸品「駿河竹千筋細工」の技法で職人が仕立てる竹と木材のシェードに、最先端の太陽光発電ユニットSOMO(ソモ)を組み合わせたもの。環境と社会に配慮しながら現代の暮らしに息づく、この新たな工芸品の姿は大きな反響を呼び、初回入荷分はまずか1ヶ月足らずで完売した。

この製品は、太陽光で約30時間点灯し、USB-Cでの充電にも対応し、シェードは100%天然素材。しかも、灯りの内部に火を使わないお香を入れることで、「香る光」として空間を演出する五感設計も特徴の逸品だ。そもそもこの製品のもとになっている「ソネングラス®」は、電気の供給が不安定な南アフリカで、危険なケロシンランプに代わる安全な灯りとして開発された。つまりこの製品は、フェアトレードを通じて現地でハンドメイド生産を続けることで雇用を創出しており、「EN」を手にすることは、日本の伝統工芸と南アフリカの人々の暮らしを同時に支えることにも繋がるわけだ。
9月23日(火・祝)にソネングラスジャパン株式会社が開催するイベント「太陽光を灯す行燈 <EN>が照らす 柳橋・江戸の夜会」では、この「ソネングラス® EN」が体現する「伝統の継承」を、来場者により深く五感で体験してもらうことを目指している。また共催する「うつくしいにっぽん」は、江戸文化を教育的視点で再編集し、担い手から直接学べる機会を創出することを目的としている。会場となる「ルーサイトギャラリー」が位置する柳橋は、かつて江戸随一の花街として舟遊びや芸事を愛する粋人たちが集った場所。
当日は、定員20名の完全予約制で、昭和の芸者・市丸が暮らした邸宅を貸し切り、「ソネングラス® EN」の柔らかな灯りに包まれた空間で、駿河竹千筋細工の展示と、みやび行燈製作所の職人による講話が行われる。さらに、隅田川の情景を描いた日本舞踊・長唄の名曲「都鳥」が、三味線の美しい音色とともに上演され、江戸を生きた人々の息づかいや美意識を浮かび上がらせる。呈茶や軽食、日本酒も提供され、参加者は江戸の粋な文化に没入しながら、伝統が過去の遺産ではなく、現代の感性で楽しむことで未来へと受け継がれていくことを実感できるだろう。参加費用は 50,000円(税込)で、Peatix(https://sonnenglas-unippon.peatix.com/)にて購入できる。

