★ここが重要!

★要点
Leeの定番デニム〈101〉が101周年を迎え、URBAN RESEARCHとのコラボレーション第3弾を発表。サステナブル素材の共通生地を軸に、歴史的ディテールと現代的シルエットを両立させ、「長く着続ける価値」を更新した。
★背景
環境配慮が“選択肢”から“前提条件”へ移行する中、ファッションには短命な流行ではなく、耐久性と思想が問われている。100年続いたプロダクトをどう未来へ手渡すか。その答えが、101年目の〈101〉に込められた。

サステナブルは、もはや新しさの代名詞ではない。問われているのは、どれだけ深く、どれだけ長く続けられるかだ。Leeの〈101〉は、カウボーイから俳優、ミュージシャンへと愛され、100年を超えてきた。101周年の節目にURBAN RESEARCHと再び組み、デニムという普遍を、次の時代の常識へと更新する。

101周年という「更新点」――祝うより、問い直す

アニバーサリーは回顧になりがちだ。だが今回の〈101〉は違う。100年の重みを称えるのではなく、101年目をどう始めるかに軸足を置いた。
共通生地にサステナブル素材を採用し、URBAN RESEARCH、DOORS、ROSSOの3レーベルから展開。単なる別注ではなく、「同じ土台から多様な解釈を生む」設計が、長く着るための選択肢を広げる。リリースは2026年1月1日(木)、同時にオンラインストアでは一部アイテムの予約を開始し、1月30日(金)から販売を開始予定だ。

環境配慮は“主張”から“前提”へ

近年、環境配慮は声高なメッセージになりがちだった。だが〈101〉が示すのは、主張しないサステナブルだ。
デニムの表情、経年変化、縫製の確かさ。これらを犠牲にしないこと自体が、結果として環境負荷を下げる。短命なトレンドより、10年、20年と穿き続けられる一本。その思想は、過剰生産・過剰消費が限界を迎える世界の潮流とも重なる。

インディペンデントの象徴としての〈101〉

〈101〉は、常に“ナンバーワン”を目指したジーンズではなかった。群れない、媚びない、流されない。そうした個の姿勢に寄り添ってきた。
その精神は、現代のライフスタイルにも通じる。大量消費から距離を取り、自分の基準で選ぶこと。〈101〉を選ぶ行為は、ファッションの選択であると同時に、生き方の意思表示でもある。

歴史を軽やかにまとう――URBAN RESEARCHの編集力

伝統は、守るだけでは重くなる。URBAN RESEARCHが担ったのは、〈101〉の文脈を現代へ翻訳する役割だ。
シルエットの調整、着こなしの幅、都市生活への適応。100年の歴史を“そのまま”残すのではなく、“使える形”に編集する。ここに、老舗とセレクトショップの協業が持つ意味がある。

次の101年へ――服の寿命を伸ばすという選択

気候変動、資源制約、価値観の転換。世界はすでに、量より質へ舵を切っている。〈101〉の101年目は、その変化を静かに肯定する。
サステナブルとは、我慢ではない。良いものを、長く使うこと。そのシンプルな答えを、デニムという最も日常的な服で示した点に、このプロジェクトの本質がある。

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