ポータブル電源とソーラーパネルの開発を手掛けるJackery Japanの新製品「Jackery Solar Generator 1000 New」が、第6回防災グッズ大賞2024の防災部門において優秀賞を受賞した。災害時における電源確保の重要性を再認識させる一方、その性能と機能性が評価された。

高い出力と効率的な充電機能が特徴

Jackery Japanが2024年7月に発売した「Jackery Solar Generator 1000 New」は、災害時の電源確保を目的としたポータブル電源で、今回の防災グッズ大賞で防災部門の優秀賞を受賞した。この賞は、優れた品質の防災グッズを評価するもので、特に災害に対する自助意識を啓発・普及することを目的としている。
受賞製品である「Jackery Solar Generator 1000 New」は、容量1070Wh、定格出力1500Wというスペックを持ち、調理家電など高出力が必要な機器も作動させることができる。そのため、日常の使用はもちろん、停電や災害時にも有効利用できる。さらに、同製品は重量が10.8kgと比較的軽量であり、女性でも扱いやすいという利点がある。
この製品はソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」と「Jackery SolarSaga 200」がセットになっており、発電効率に優れたこれらのパネルを使用することで、最速約3時間でフル充電が可能とされている。さらに、新たに両面発電に対応したことで、より効率的にエネルギーを得ることができる。
「Jackery Solar Generator 1000 New」には、停電時に家電に電気を供給するパススルー機能やUPS機能が搭載されており、いざという時に必要な電力を確保できる。また、バッテリー節約モードや超ロングスタンバイモードといった機能も備えており、バッテリーの寿命を最大限に延ばすことが可能だ。バッテリーにはリン酸リチウムイオン電池が採用され、10年間使用が可能とされている。
防災グッズ大賞は、一般社団法人災害防止研究所が主催するもので、2019年に創設された。この賞は、災害に対する備えの必要性を広く伝えることを目的としており、今回で第6回目を迎える。これまでの受賞製品は、その高い品質と実用性が評価され、広く消費者に認知されてきた。
受賞式は、2024年9月4日から6日まで東京ビッグサイトで開催される「第98回東京インターナショナルギフトショー」の一環として行われる。
Jackeryは2012年にアメリカ・カリフォルニアで創設された企業であり、「グリーンエネルギーをあらゆる人に、あらゆる場所で提供する」というビジョンを掲げている。2016年にはアウトドア用ポータブル電源を初めて市場に投入し、2年後にはポータブルソーラーパネルを開発。以来、少しでも軽量で高出力、安全性の高い製品を目指して開発を続けてきた。
Jackeryの使命は、自然エネルギーを活用した持続可能なライフスタイルをサポートすることで、冒険家やアウトドア愛好家に向けた製品開発にも力を入れてきた。今回の防災グッズ大賞での受賞は、その取り組みの一環として、災害時のエネルギー確保にも寄与することが高く評価された。


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