①冷媒フロン類取扱技術者

冷凍空調を熟知し、冷媒フロンを取り扱う
プロフェッショナルを認定する民間資格

オゾン層の保護、地球温暖化防止などの課題解決に向けて、抑制
が求められるフロン類。冷媒フロン類取扱技術者は、冷媒を漏らさ
ないための予防保全技術、機器の定期点検・保守サービス等にお
ける漏えい点検技術、また、これらをふまえた充塡作業と効率的で
適正な回収作業に関する十分な知識を持つ技術者を認定する民
間資格。平成26 年度より、日設連認定の「漏えい点検資格者」を
「第一種冷媒フロン類取扱技術者」に移行し、これに準ずる資格を
「第二種冷媒フロン類取扱技術者」として新設。1日間の講習と講
習後に試験を実施している。

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第一種/日本冷凍空調設備工業連合会
第二種/日本冷媒環境保全機構
https://www.jreco.or.jp/shikaku_gaiyo.html

②環境社会検定試験®( eco検定)

複雑・多様化する環境問題を
体系的に学べる環境教育の入門編

持続可能な社会の実現に向け、環境に関する幅広い知識を身につけ、積極的に取り組む人づくりを目的に創設された「eco 検定」。すべてのビジネスパーソンの必修科目として、得た知識をビジネスや対外的なアピールに役立てることができる。事例として、社内教育ツールとして活用し、ISO14 001で求められる内部監査員を認定するための客観的な判断基準の一つとしている企業もあるという。2006年に開始して以降、約35 万人のエコピープル(合格者)を輩出※。環境教育の入門編として多様な業種・職種の方々が受験している。
※ 2022 年12 月現在

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東京商工会議所
https://kentei.tokyo-cci.or.jp

③東大データサイエンススクール

AI やデータの活用を担える人材を育てるさまざまなデータ活用講座を開設

コスト削減や製品価値の向上、戦略立案の精度向上、新規ビジネスの創出など、さまざまな場面で大きな成果を上げているAI やデータの活用。それらを本格的に担える人材育成を目的としているのが、東大データサイエンススクールだ。データ処理を担当する専門職の養成ほか、経営者・マネジャー向けコースやAI 導入の企画推進担当者向けのコースなど、目的別に学ぶことができる。東大で構築されたカリキュラムを使い、講義は第一線で活躍する東大の講師陣が担当。数学に不安がある人や復習したい人は、事前に数学講座を受講することもできる。

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東京大学エクステンション
https://www.utokyo-ext.co.jp

④マンション維持修繕技術者

マンションの管理業界内における修繕のスペシャリストを認定

マンション(区分所有建物)の維持・修繕について、一定水準の知識と技術を有していることを審査・認定する民間資格。マンション建物と設備の維持保全に関する知識と技術に加え、対応力の向上を図ることで円滑な共同居住のための社会的な要請に応える目的がある。試験に合格して登録することで「マンション維持修繕技術者」と名乗れるが、合格率は毎年28%前後と軟化傾向にある。受験には国家資格の保有や実務経験などの一定の要件があり、受験資格を得る一つの手段として、全2 日間のマンション維持修繕技術専門課程研修等も行っている

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マンション管理業協会
http://www.kanrikyo.or.jp/iji/index.html