株式会社Overview Coffee Japanは、環境に配慮したコーヒーの新商品「LATIN AMERICA – Nicaragua SACACLI Cooperative」を発売した。このコーヒーは、世界初のリジェネラティブ・オーガニック認証(RO認証)を取得したニカラグアのSACACLI農業協同組合によるもので、持続可能な農法に基づき生産されている。

環境保護と高品質を両立する新たなコーヒー

気候変動が大きな課題となっている現代、環境への影響を抑えた生産方法が求められている。株式会社Overview Coffee Japanは、土壌保護と生態系の健全性を守る「リジェネラティブ・オーガニック農法」を採用したコーヒーを提供する取り組みを進めている。今回発売された「LATIN AMERICA – Nicaragua SACACLI Cooperative」は、その成果の一つであり、RO認証を取得した初のコーヒーとして注目されている。
ニカラグアのSACACLI農業協同組合は、1994年に31名の生産者により設立され、現在では500名以上のメンバーを擁している。この協同組合は、土壌や環境、コミュニティの保護を重視し、持続可能な生産を行ってきた。特にリジェネラティブ・オーガニック認証を通じて、気候変動の緩和に貢献しながら、品質の高いコーヒーを安定的に供給している。
今回の新商品は、非常に希少な「マラゴジッペ」という品種のコーヒー豆を使用している。この品種は、栽培環境によって風味が変わりやすい特徴を持ち、特に肥沃な土壌で栽培された場合には、ナッツのような軽やかさやフルーティーな甘さが楽しめるという。さらに、軽い焙煎により、いちじくやアップルティーのような香りが引き立つ一杯に仕上がっている。
リジェネラティブ・オーガニック農法は、農地の再生や炭素の土壌隔離を通じて気候変動の改善を目指す農法で、環境保護と持続可能な農業を実現するための重要な手段として注目されている。Overview Coffee Japanは、この農法により生産されたコーヒーを取り扱うことで、地球環境の保全に貢献している。また「1% for the Planet」に加盟し、売上の1%を環境保護活動に寄付することで、自然環境保護の取り組みをさらに推進している。

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