福島県は、再生可能エネルギーと水素関連産業の集積を通じて「福島新エネ社会構想」を推進。2050年のカーボンニュートラル実現に向け、「第13回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア」を開催し、その成果と未来のビジョンを展示する。

ふくしま新エネ社会構想の推進

福島県は、2011年の大震災と原発事故を契機に、再生可能エネルギーの先駆け地としての位置づけを確立しようとしている。県内企業の再エネ・水素関連分野のビジネス機会の創出と販路拡大を目的とした「REIFふくしま」は、そのプロセスを進めるための技術情報の発信、ビジネスマッチング、産学官連携の場として、国内外から注目を集めている。

「ふくしま新エネ社会構想」は、福島県が新たなエネルギー社会のモデルを構築するための基盤だ。再生可能エネルギー及び水素関連産業の育成・集積を図り、県内外の企業や研究機関との協力により、新たなエネルギーの利用拡大と環境負荷の低減を目指している。

2024年10月17日から18日にかけて、郡山市のビッグパレットふくしまで開催されるこのフェアは、再生可能エネルギーと水素関連産業の最新の動向、技術、製品を紹介する国内外からの関心が高いイベントだ。導入から運用・メンテナンス、リサイクルに至るまで、再エネ・水素の「次のステージ」への進化を示すオールふくしまプラットフォームの展示が行われる。

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、福島県は再生可能エネルギーの導入と関連産業の発展による脱炭素社会への移行を加速している。REIFふくしま2024は、県が世界に向けてその取り組みの成果を発信し、未来のエネルギー社会の実現に向けた決意を示す場となるだろう。

第13回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア
REIFふくしま2024

会期:2024年10月17日(木)/18日(金)
会場:ビッグパレットふくしま
   福島県郡山市南2-52
入場無料 ※登録入場制

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