環境省主催「第5回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」で、アンリツ株式会社が環境サステナブル企業部門特別賞を受賞。環境課題への積極的取り組みが評価される。

アンリツの取り組み

アンリツ株式会社は、環境省が主催する第5回ESGファイナンス・アワード・ジャパンの環境サステナブル企業部門で特別賞を受賞した。この部門では、環境課題に関する取り組みと企業価値の向上を両立させている企業が対象となる。

アンリツの受賞は、サステナビリティと環境対応が全社的な取り組みのもと、統合的に進められている点が高く評価された。気候変動対策や資源循環への具体的な目標設定、取り組みの進展、スコープ3 GHG排出量の開示、水資源・廃棄物の定量データの提供が評価された要因だ。

アンリツは、気候変動対策を含む環境問題への取り組みをサステナビリティ方針の一環として位置付けている。2050年カーボンニュートラルの実現、再生可能エネルギーの利用拡大、プラスチックごみ排出ゼロの達成を目標に掲げ、長期的視点から環境課題の解決に努めている。

ESGファイナンス・アワード・ジャパンは、環境省が2019年に創設した表彰制度で、ESG金融や環境・社会事業に積極的に取り組む企業や機関を評価し、表彰するものだ。持続可能な経済社会の実現への貢献を目指し、先進的な取り組みを広く紹介している。

アンリツの受賞は、環境課題への積極的かつ継続的な取り組みが、持続可能な未来への貢献として認められた結果だ。同社は今後もステークホルダーとの対話を深め、企業価値の一層の向上に努めるとしている。

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