金融庁地域金融支援室が主催する第20回「霞が関ダイアログ」が、2月26日(水)に開催される。このイベントは、各省庁の施策担当者と参加者が直接対話し、地域施策の浸透を図ることを目的としたオンラインイベントだ。
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自由な対話とネットワーク形成で、地域施策のさらなる浸透を目指す
金融庁地域金融支援室は、地域に根ざした政策の効果を最大限に引き出すためには、施策を実際に推進する担当者と地域の関係者が直接対話する機会が重要だと考え、2月26日(水)に「霞が関ダイアログ」を開催する。
このイベントを通して各省庁の施策を紹介しつつ、参加者同士が自由に意見交換できる場を提供することで、参加者の心理的安全性を確保しつつ、自由で活発な対話を促進することを目指している。
イベント拡大のため、金融庁はオンライン形式(Zoom)を採用し、参加者が全国どこからでも「霞が関ダイアログ」に参加できるようにした。また参加費が無料のため、金融機関、地方公共団体、支援機関、企業、学生など多様な参加者が訪れることが予想される。
当日は、各省庁からの施策紹介やグループセッションが行われ、具体的な施策として「地方への人の流れの創出を目指した二地域居住の促進」「地域経済の見える化」「中小企業の省力化・デジタル化支援策」が紹介される予定だ。施策紹介の後には、参加者同士で意見を交わすグループセッションが設けられ、新たなネットワーク形成を後押しする。
「霞が関ダイアログ」は、施策の普及と地域間の連携を強化し、持続可能な地域社会の構築に寄与することを目指している。興味のある方は、2月25日(火)17:00までに専用フォームから申し込みが可能だ。
第20回「霞が関ダイアログ」
■日時:2025年2月26日(水)18:30~20:00
■会場:オンライン開催 ※Zoomを利用
■参加対象:金融機関・地方公共団体・支援機関・企業・学生等
■定員:100名 ※先着順
■参加費:無料
■申込期限・2025年2月25日(火)17:00まで
■タイムテーブル
18:30~ 開催挨拶
18:35~ 施策紹介(10分×3回)
19:10~ グループセッション(20分×2回)
19:55~ クロージング
■施策紹介
(1)「『地方への人の流れの創出・拡大』に向けた二地域居住の促進」
国土交通省 国土政策局 地方政策課 地域づくり活動推進官 酒井 達朗 氏
(2)「地域経済の見える化に向けた取り組み」
内閣府 地方創生推進室 ビッグデータチーム 参事官補佐 田切 麻紀子 氏
(3)「中小企業の省力化・デジタル化に向けた支援策」
中小企業庁 経営支援部 生産性向上支援室 係長 村上 大知 氏