エシカルデザインをテーマにしたビジネスマッチングイベント「ETHICAL DESIGN FORUM KANSAI 2024」が、9月12日と13日に大阪市で開催される。本イベントは、サステナブルな空間づくりに向けた取り組みを推進する株式会社船場が主催し、エシカルデザインの社会実装を目指すもの。イベントでは、未来に優しい空間づくりに関連する展示やトークセッションが行われる。

エシカルデザインを推進する船場の挑戦

船場は、東京を拠点に活動する企業で、オフィスや商業施設、教育機関、ヘルスケア施設などの空間設計を手掛けている。同社は2021年より「Good Ethical Company」をビジョンに掲げ、サステナブルな空間づくりを推進。今回の「ETHICAL DESIGN FORUM KANSAI 2024」も、その取り組みの一環として開催される。
イベントでは、船場が手掛けるエシカルデザインプロジェクトの紹介や、リプロダクト、ゼロウエイスト、エシカルマテリアルに関する展示が行われる予定。また、Material Bank® Japanの協力を得て、建築やインテリア業界でのサステナビリティに関する知見を共有するトークセッションも実施される。
本イベントは、Material Bank® Japanが主催する「マテリアルキャラバン関西」と、地域に根ざしたデザインイベント「デザインウィークエンド大阪」との連携によって開催される。マテリアルキャラバン関西では、サステナブルマテリアルを展示し、これらの素材がどのように空間デザインに活用されるかを紹介。デザインウィークエンド大阪では、大阪市内各所でデザインと企業、地域が交わるイベントが開催される予定だ。
工場端材や未活用資源を活用したオリジナル家具、資源を無駄にしない施工方法、リサイクル率の高い資源循環フローなど、サステナブルかつ廃棄物や未活用材の再利用、伝統的製法を活かした素材活用の可能性にも触れられるイベントだ。

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