どんな時にも、誰にでも、不安なく、快適に使ってもらえる公共トイレを。その主旨に共感したクリエイター 16人が考えた清潔な公共トイレ「THE TOKYO TOILET」プロジェクト。写真は、渋谷駅から恵比寿駅に至る JR山手線に沿った公道脇に設置された東三丁目公衆トイレ。デザインはニューヨーク在住のプロダクトデザイナー田村奈穂さん。

生物が存続していく上で欠かせない重要な 2つの行為。エネルギーを摂取することと排泄すること。摂取は「食」という文化を創り出して、食べるだけでなく食の付加価値やデザインなどの快楽や享楽も満たし、食の祝祭的な場を社会中に繁栄させてきた。では排泄についてはどうだろう。排泄のサポートツールは陶器素材の進化や電力利用によって機能が飛躍的に進化した。だがその一方とり残されてきた存在がある。公共トイレと呼ばれる、社会的 な排泄空間だ。

公共トイレを人の意識を変え、プライドを生み出すきっかけにする。

世界が注目する「 THE TOKYO TOILET」がもたらす意味とは? THE TOKYO TOILET事業責任者である日本財団常務理事の笹川順平さんに話を聞いた。

―THE TOKYO TOILETプロジェクトの始まりは?

ある日、柳井康治さん(ファーストリテイリング取締役/グループ上席執行役員)と面談をして、「“障がい者の方たちがもっと健常者よりも羨ましがられる社会”を作れないでしょうか」と思いを話してくれました。彼は「なんで足に障がいのある人がこんな不自由な状況に置かれなければいけないんだ」「もっと違う目線でいけば、彼ら彼女たちってもっと良い生活を送れるはずなのに、なんでこんな区別されなきゃいけないんだ」という疑問を持たれている方なんです。

その思いを形にするために、洋服のアイデアだったり、トイレだったり、さまざまな案があったのですが、「例えば東京中の公共トイレを、障がい者の方が使いやすい感じにできないかな?」という会話になったのです。たまたま日本財団でトイレの研究をしていた経験もあり、公共トイレという『公共』の意味を日本財団は実はすごく理解をしていました。同時に全国の自治体との連携というのが強みとしてありますが、公共トイレを設置するという事業を都道府県単位で実施するのは相当にハードルが高いことも分かります。でもひとつの自治体にフォーカスすれば、実現可能なのではないかと考えました。

―そこで渋谷区という選択に。

渋谷区とはソーシャルイノベーションのための連携協定を結んでいたので、区長・副区長をはじめ区の皆さんと連携がすでに良く取れていました。そこで「東京都全域ではなく、渋谷区で実施するのであれば可能性がありますよ」と逆提案しました。

渋谷区で実施することで結果的に情報発信力もあるし、コンパクトなところで集中的にいろいろな作品を作っていった方が、インパクトも出すことができますよね。それで渋谷にフォーカスしたのです。

―さきほど仰った、公共トイレの『公共』の意味とは?

公共というのは、税金を納めてくださっている方々を中心に広く万人の方たちが、今まで以上に幸せな生活を送れるようにしなければいけないのです。

「公共サービス」とは何かということでもありますが、例えばトイレであれば、用を足すだけのための物が置かれているだけではなく、それを使った時に、本当にこのトイレがあって良かったと思っていただかなければならないということです。そう思ってもらうためには、トイレという機能だけではなくて、やはり快適さが必要になります。

ものすごく臭くて汚くて、不快な思いをしてトイレから出て行く市民の方がいらしたら、トイレがあって良かったとは思わないですよね。公共サービスというのは、今までの生活レベルを少しでもいいから上げていくという思いが、原点としてあるべきだと思うんですね。

公共サービスを考え、実行することは簡単ではないし、360度すべての人に対して向く必要があり、その点でも簡単には進まないんですね。

―公共サービスは、もっぱら国が行うものだと思っていましたが、国だけでは実現しにくいですか?

そうですね。なぜ、国だけでは難しいかと言うと、根本のシステムが違うからです。国というのは政治家が意思決定権を持っていて、日本は資本主義の国ですから賛成多数で決まります。でもその一人一人は各地域から選出されていて、それぞれの利害は全く異なります。だからいろいろなことに左右されるしスピード感も遅くなる。

一方で民間財団は、意思決定のスピードが速い。もちすし。でも、社会に価値を生み出せるのであれば、やってみ ろん認可を受ける必要はありますが、政治家とは違う世界があります。ただしインパクトという意味でいうと、税金を使って何百億、何千億円という施策を打てる国に対して、我々はどんなに大きくても 100億円ぐらいです。じゃあ国を動かしちゃえばいいじゃないか!というのが僕らの発想です。“ファーストペンギン”という表現がありますが、先頭に立って、僕らは飛び込んだ海が危険でないかをまず確認して、安全で気持ちの良い海なのか、餌がたくさんいる海なのか、などを分析して、「飛び込んで来るべきだ」と筋道を付けて、後からみんながついて来られる状態を作るのが役割だと思っています。

―今回の公共トイレの取組みもまさにそうだった…。

「公共トイレって使わないよね」と言う人が多いですが、「違う目線を持てばトイレも公共サービスとして素晴らしいものに変えられるんじゃないか?」と、思うんですね。議会でいくら議論してもなかなか進まないと思います。お金もかかりますし。でも、社会に価値を生み出せるのであれば、やってみようよということで、スタートできるのが僕らの強みなんですね。

そうして、それをやったことで当初は考えてもいなかった環境資源に変わったり、渋谷はいろいろな方々が来る街なので、そこで公共トイレが新しいシンボルにも変わったりするように、公共トイレを起爆剤にしてもっと観光客を呼び込める、そういうものにも公共トイレを変えられるよね、ということにも気づいてくるわけです。

日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴でもあるトイレが、クリエイターの力で観光装置に。

―排泄の場所はある意味、食べる場所以上に重要な社会インフラ機能だと思います。

我々は今回の「 THE TOKYO TOILET」は、実はトイレのプロジェクトとは見ていないんです。あるものの向きをクルッと変えた時に想像もしていない景色が生まれるんですね。その時に、ものに対する価値がまた新たに生まれ変わって行くんです。それを公共の世界で実行するとソーシャルイノベーション(社会変革)になるんです。

元タクシードライバーの運転手さんがおっしゃってました。

「笹川さん、知ってます? あの公共トイレ、前はどんな場所だったか。最も汚くて最も使われるトイレだったんです。」タクシーの運転手さんからすると、道路の双方向から来て止められる場所にトイレがあって、しかもガード下で目立たないから用を足すには良い。でもずっとは居たくない、汚な過ぎて…。そんな場所だったんですけど、新しい公共トイレに生まれ変わって、今日も女性が入って行く姿を見て、びっくりしました。あ、トイレが変わると、雰囲気も利用者も変わるんだ、と。

これって彼らの人生にとっても大きな気付きで、諦めちゃいけないとか、もっと良くできるよねって、そういうマインドにも繋がっていくと思います。 トイレは大事で、障がいの有無や性別など関係なく清潔で快適なトイレスポットがあれば安心して、このエリアでショッピングできるよねとか、そういうことにも繋がります。行動の幅を広げる。トイレというのは外出時の中継地点としても機能しますので。

―トイレがソーシャルイノベーション、インクルーシブな社会作りの一つのきっかけにもなるわけですね。

そうだと思います。そして新しいトイレ作りを考えた時に、たとえばいろいろなクリエイターにお願いして、かっこいいトイレを作るだけであれば、そこまで難しいことではないかもしれません。はるかに難しいことが、公共サービスとして最適なトイレサービスを提供し続けられるかどうかです。

―個人的な経験ですが、日本で開催されたオリパラの時期に選手村に取材に行っており、そこで清掃をしている方たちと話していたら、たとえば海外のある国では排便の後に紙を水洗で流さずにゴミ箱にそのまま捨てる習慣があったり、飲んだお茶の葉をバスタブに捨てる国もあったり。 そんな話題に接して、国内外さまざまな人が利用する公共トイレの清掃メンテナンスは、実に大変な作業なのではないかと想像します。

 相当に難易度が高いです。商業的な民間施設などであれば、トイレというのはキレイでなければいけないですよね。トイレがキレイかどうかでお客さまの数は変わるし、お客さまがどれぐらい来ていただけるかで売り上げが変わるし、そのためにはコストを引いた利益からその清掃メンテナンスのコストをかけて出す。それがまたサイクルとして回って売り上げに繋がるわけです。だから当然、民間サービスやビジネスとしてトイレをキレイにしているんです。財源が生まれているんですね。

でも公共サービスは違います。財源は基本的にありません。そこでは公共トイレとして最低限キレイにしておこうという財源しか無いのです。ですからどうやってこのキレイさを維持していくのか、この点を考えられないとトイレは絶対的に汚くなるんですよ。

建築家・坂茂さんがデザインした、はるのおがわコミュニティパークトイレ。鍵を締めると不透明になるガラスで、トイレのクリーンさと防犯チェックができる。
駅前の新しい待ち合わせ場所にもなった佐藤可士和さんデザインの恵比寿西口公衆トイレ。
建築家・伊東豊雄さんが手掛けた森と調和するキノコのようなトイレ。
佐藤カズーさんによるトイレでの全行動を音声で行うこともできるボイスコマンド式トイレ「Hi Tpolet」。

街の景色、街の人々、街の温度。誰もが快適に使える清潔で素晴らしい公共トイレが備わることで、世界にアピールできる街の観光装置になる。

 ―公共トイレの清潔を持続・維持・保守していく。これは最も重要で、最も難題ですね。

まずはやはり、自治体のコミットメントがすごく大事です。これだけの高品質な公共トイレを民間組織が資金を提供して行うわけですから、キレイで清潔を保ち続ける必要性がありますよね。そういう理解を醸成するための期間が 1~2年は必要でした。

では理解が得られた上で、実際にメンテナンスはどうしたらいいのでしょうか。これまでは 1日1回清掃をやっていたけれども、今度は構造的にもっとキレイにしなければいけないし、そのためのスキルも必要になります。利用者も増えるし使用頻度も上がるから、じゃあ清掃回数もこれまでは 1回だったけど 3回にしよう、となりました。

さて、回数を上げると人件費が発生します。スタートから 3年間は日本財団が支援します。その期間を検証期間として、共に学ばせていただき、その間に財源を捻出するように議会を説得していただきましょう、と。

また考え方を変えてみたらどうでしょう。公共トイレを「観光資源」として捉え直してみました。もっと渋谷区をアピールできるポイントになるのだから、“区民用の公共トイレ”はなく、日中に渋谷を訪れてくれる方々、海外旅行客も含めて皆さんが、「わぁ、珍しいね」「あれがあるから、渋谷に行こうよ」といった来街目的にすることもできます。この「 THE TOKYO TOILET」を新たな観光資源として捉えて、この渋谷の観光資源に対する清掃メンテナンスフィーという新しい財源のあり方にマインドを変えることができます。

―自治体などの建物や公共トイレの清掃メンテナンス費は、物品購入という括りで、品質に見合った総合評価への切り替えがなかなか進まないため、結局、清掃は安かろう悪かろうの負のスパイラルから抜け出せないと思っていましたが、清掃メンテナンスが観光収益を生んでる源になっているんだという共通認識ができれば状況は変化しますね。

さらに言えば、清掃によって観光収益の源が保たれていくことをデータ化できると、清掃メンテナンスを取り巻く状況がさらに変わっていくかもしれない…。

考え方を変えるってすごく大事なことで、観光資源と一言で言っても、「じゃあ観光に来た人がトイレ使うためにお金を落とすんですか?」って聞いてくる人もいらっしゃいます。

この問いにはもう少し広い視野で考えるとよいと思っています。現在約 20万人の区民が税金を払っているわけですが、そこに対して 80万人くらいが区外から訪れて来ているわけですよ。そこにあのトイレがあると、今度は中国や欧米からも来日して 100万人を超えるということもあり得ますよね。そうすると来られた方たちが、渋谷区内の地域の各所で経済活動をすることが想像できます。レストランには寄るし、カフェにも寄る。マクロな視点で考えて、渋谷全体の財源というのは豊かになってくるということが一つ。

もう一つは、やはりファンを増やすことが大事なんです。こういうキレイなトイレを作っていくと、そういう渋谷区ってカッコいい。そういう渋谷区ってステキだと思う人たちが現れてくれます。そうすると、他の区に住んでいたけれど、同じ金額を払ってマンションを借りるのだったら渋谷区に住もう、となると思います。そういうファンを増やしていくということがとても大事なことです。

それによって区民が増えて、財源が増えて、財政が豊かになっていくということだと思います。だから決してトイレを使ったら 100円払ってくださいという直接的なことではなくて、もっと大きな目線で良い環境作りをしていくことが、収入に繋がっていくということなんです。

 自治体と組むことはとても重要。マクロ的な目線で区全体をアピールしていく一つとして、公共トイレをコンテンツとして見せていくということは重要だと思います。

世界中の建築ファンが、渋谷区の公共トイレ観光を旅の新たな目的に加え始めている。

 ―公共トイレが観光装置となり、街の収益を維持するビジネス装置にもなる。実に新しい視点です。

わかりやすく言うと、建築に興味のある世界中の学生たちは、みんな日本や渋谷に来ると思います。これだけの世界的な建築家やクリエイターがトイレにフォーカスし、ものすごい制約条件の中で建築や空間を作っているわけですから。だから実際、イタリアの学生たちやフランスの学生たちもものすごく興味を持っていて、早く見に来たいと言っているようです。もっと言えば、東京だけではなくて、日本全国の建築を目指している子どもたちも沢山いるので、きっと見に来てくれると思います。見るだけでなく利用して、試せるというのはメリットだと思います。

僕らとしては、常にこのような視点で活動していて、一時的なサービスを提供するということはしていません。必ず複数年経過して、その後自治体にバトンタッチします。こうして自分事に変えていくことが大事だと思っています。

寄付や支援が当たり前になってしまうと、受け取る側も困ってしまいます。やはり自分たちが主体性を持って、地域に根差して、持続可能なメンテナンスを追求し続けることがとても重要だと思います。そのために自治体との連携はとても重要なことです。県でも市でも町でも村でも、トップから担当者まで皆と一体になってプロジェクトを進めていきます。これが成功の秘訣だと信じています。

-公共サービスを生み出すリーダーの覚悟を感じました。

我々として、 0から1を立ち上げる苦労もありましたが、これから長い期間を維持管理していくことが改めて難しく重要なことだと認識しています。本当にゼロイチを立ち上げる時を振り返ると、当初柳井さんと二人でクリエイターにお願いして回ったことを思い出します。皆さん世界的に有名なクリエイターなので、大変お忙しい中で時間を作ってくださいました。そこで相談したのが、「トイレを作ってください」というオーダーで、驚いた方も多かったと思います。でも皆さんが世の中を良くしたいという思いで引き受けてくださったことに、大変感謝しています。

そしてこの実現に際し、大和ハウス工業さんや TOTOさんという力のあるパートナーに恵まれたことも、成功要因です。しかし作ることはプロジェクト全体の 50%です。もう 50%は清掃やメンテナンスの人たちの力です。

インダストリアルデザイナーのマーク・ニューソンさんがデザインした裏参道公衆トイレ。世界中どこを探しても彼がデザインした公共トイレは他にない。
外の緑や光のゆらめきを緩やかに取り込み、居心地の良い休息空間を生み出している、西原一丁目公園トイレの手洗いスペース。建築家の坂倉竹之助さんのデザイン。

公共トイレは、普通のトイレではない。汚されてもすぐにメンテナンスする。闘いの連続が最も重要な防衛策。

―プロジェクト成功の理由が、清掃メンテナンスの力!

プロジェクトを実現するため日本財団のメンバーはもちろんですが、自治体の方々、そして清掃担当の東京サニテイションの皆さん、トイレ診断のアメニティの皆さんが、本当にプライドを持って関わってきてくださいました。「THE TOKYO TOILET」を持続させるためには、やはり維持して保守するための清掃メンテナンスという極めて重要な作業がこれから続いていきます。

空間を作ることもそうですが、本当に想いを持ってプライドと責任を持って、メンテナンスをやり続けるというのは並大抵の覚悟ではできません。なぜなら、公共トイレというのは、ものすごく汚されていくものだからです。

とんでもないことをする人たちも大勢やって来ます。酔っぱらって吐く人もいれば、辺りを水浸しにしたり、意図的に設備を壊していく人もいる。自分のものではないという意識がそうさせるのかもしれません。

そういう状態を対象としたメンテナンスというのは、命がけですよ。やられたらキレイにする。またやられたらまたキレイにする、ということを諦めずに心折れずにやり続けることです。常に清潔にキレイに維持することが、最も重要な防衛だと思っています。この闘いを長きに渡ってやり続ける覚悟というのは、本当に大変なことだと思うわけです。

―小学校の子どもたちが清掃を体験したとか?

そうなんです。小学校の子供たちに恵比寿で体験していただきました。その結果、子供たちがインタビュー第一声で「楽しい!」と言ってくれたのです。みんな口々に楽しかったと。

彼女ら、彼らのトイレの概念は変わったと思います。あのトイレ清掃を実践して、またやりたいと言うわけですから。あの地域では、新しい公共トイレが認められたんですね。これは恐らく「公共トイレ」から「自分たちの大事なトイレ」に変わったのだと思います。だから、汚されたくない、キレイに保っていこうという空気をコミュニティが作っていくことは、とても大切なことだと思います。

―公共トイレを守ることが、街を守ることにもなる?

そう思います。自分たちの認めた仲間を守るのと一緒なので、自分たちを守ることになるでしょう。だから少しでも汚されたり壊されたりしたら、すぐに直してあげたい、キレイにしてあげたいと思うはずです。実際、渋谷の中で自分たちで公共トイレをキレイにしようと行っている所もあります。維持管理していくということは、やはり地域コミュニティを巻き込むことがとても大切で、“メンテナンスサービスの人たちがやってくださっている”という他人事ではなく、自分たちのトイレは自分たちで守ろうというプライドがとても大切だと思います。どの街よりもうちの公共トイレはキレイだという感覚はとても大きなプライドに変わります。

笹川順平 Jumpei Sasakawa

1975年、東京生まれ。慶応義塾大学で開発経済学を学び1997年に卒業。三菱商事に入社し建築を初め、ODA等のグローバル事業経営に携わる。 2005年にハーバード大行政大学院卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。2017年7月、日本財団の常務理事に就任。子どもの貧困対策支援や熊本地震・豪雨災害をはじめとする災害復興支援などを率いる。3児の父。

    Interviewer  Ichiro Uchino / Photo  Hiharu Takagi , Satoshi Nagare, provided by The Nippon Foundation / Illustration  Takuya Iwamura