大手町、丸の内、有楽町エリアを中心に、企業連携による持続可能な活動が今年も展開される。「大丸有SDGs ACT5」実行委員会は、SDGs達成に向けたアクションを2024年度も推進し、個人の行動変容を促す新たな施策として「丸の内ポイントアプリ」を活用する。

企業連携で推進する持続可能な活動

「大丸有SDGs ACT5」は、三菱地所株式会社、農林中央金庫、株式会社日本経済新聞社、株式会社日経BPなどが共同で実施するプロジェクトで、今年度は5月7日から11月末までの約7ヶ月間にわたり、様々なSDGs関連活動を展開する。
個人のSDGs活動を促進するため、2021年度から導入されている「ACT5メンバーポイントアプリ」が今年度より、大丸有エリアの買い物でポイントが貯まり、支払いに利用できる「丸の内ポイントアプリ」に統合された。これにより、個人のSDGs活動がさらに広がることを期待している。ユーザーは、エコバックやマイボトルの持参、古くなった衣類の回収協力、SDGs関連イベントへの参加などでポイントを獲得できる。
昨年度は、62件のアクションを実施し、大手町・丸の内・有楽町エリア内外の企業・団体約90社とのパートナーシップを形成した。これにより、延べ35,500名以上が参加し、大きな成果を上げた。
今年度も「サステナブルフード」「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」という5つのテーマ(ACT)に基づいた活動を予定している。

<大丸有SDGs ACT5 開催概要>
■主催  大丸有SDGs ACT5実行委員会
■時期  2024年5月7日(火)~11月30日(土)(予定)
■場所  大丸有エリア各所(店舗やビル専有部・共用部、道路空間を含めたパブリックスペース、各取り組みの協働先、連携先の地域等を活用)
■内容 ・2030年のSDGs達成に向け、大丸有SDGs ACT5実行委員会として取り上げるべき関連テーマを5つ設定し、それに沿った諸活動を、大丸有エリアを起点として地域等とも連携して実施する。
    ・エリアマネジメントの一環として、エリア内外の企業や団体の協力のもと、まちをメディアとして捉え、様々な社会課題について発信・啓発を行うと共に、来街者・就業者のSDGs活動を拡大・促進する。
■実行委員会構成企業
三菱地所(委員長)、農林中央金庫(副委員長)、日本経済新聞社(副委員長)、日経BP、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、大丸有エリアマネジメント協会、大丸有環境共生型まちづくり推進協会、丸の内熱供給、東京国際フォーラム
■後援  国連広報センター

詳しくは公式サイトで