Sustainable Food Asia株式会社（SFA）は、東京都のスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」の協定事業者として、国内スタートアップの東南アジア進出を支援する「Sustainable Food Innovation Program（SFIP）」の第2弾募集を開始した。持続可能な食産業の創出を目指し、最大50社のスタートアップを集め、30社の採択企業には包括的なサポートが提供される予定だ。
持続可能な食産業の創出へ、東南アジア進出の第一歩を支援
現代の食産業は、地球温暖化や栄養課題といった複雑な問題に直面している。Sustainable Food Asia株式会社（SFA）は、食産業のサステナビリティを軸に新しい食文化の創造を掲げ、日本のスタートアップの東南アジア市場進出を後押ししている。
SFIPは、東京都の「TOKYO SUTEAM」の一環として2023年に始動し、第1弾では25社のスタートアップ企業が採択された。そして今回の第2弾では、最大50社を対象に募集を開始。エントリー企業全体に向けたウェビナーを提供し、30社の採択企業には「Sustainable Food Camp」や「Sustainable Food Museum」を通じたイベント支援、個別メンタリングなど包括的なサポートが行われる。
SFAはこれまで「サステナブルフードキャンプ」の開催や、実際の商品を展示・体験できる「Sustainable Food Museum」の運営を通じて、持続可能な食産業の発展に寄与してきた。東京都にスタートアップを集約し、世界市場への展開を目指すこのプログラムは、単なる事業支援にとどまらず、東南アジアを起点とした新たな産業創出に向けた取り組みだ。
2024年12月11日から2025年1月31日までの募集期間内に、東京都への進出意向やグローバル展開を目指す食関連のスタートアップが対象となる。採択された企業には、SFAが持つ専門的なネットワークを通じて、持続可能な事業展開を強力にバックアップする体制が整えられている。
SFAは、今回の取り組みを通じて日本の食産業の可能性を広げ、東南アジアでの新たな市場の創出を目指す。将来的には世界各国の企業と連携し、サステナブルな食のスタンダードを創り上げることが期待されている。
【SFIP採択企業第2弾 募集概要】
東京都に日本の食のスタートアップを集約させ、海外へと展開していく機会を生み出し、新産業の創出の実現を目指すプログラムです。
名 称：Sustainable Food Innovation Program (以下SFIP)
募集期間：2024年12月11日～2025年1月31日
募集対象：以下の基準を満たすスタートアップおよび起業志望者
・東京都に所在している、または将来東京都への進出を予定している
・持続可能な食づくりを実現する意思がある
・グローバル展開への意向がある
・創業者とマーケットのフィット / コアとなる技術や強みがある
※法人登記前でも応募可能
費 用：無料（TOKYO SUTEAMの枠組みとなります）
支援内容：ウェビナー及びポップアップイベントの開催支援、メンタリング実施など
特 典：
・本プログラムに応募いただいたエントリー企業（最大50社）には、SFAが主催するウェビナーへの参加と、アーカイブの閲覧が可能となります。
・そのうち採択企業として認定された採択企業（30社予定）は、SFAが主催するSustainable Food Campへの参加やSustainable Food Museumでのポップアップイベントの開催支援、各国のプロフェッショナルによる個別メンタリングの実施等を通じ、東南アジア進出に向けたサポートを行います。
U R L ：https://sites.google.com/sustainablefoodasia.com/sfip/home
応募方法：上記特設サイトのURLより詳細をご確認の上、ご応募ください
【第1弾採択企業一覧】（アルファベット順）
AGRIST株式会社／AlgaleX Co.／ASTRA FOOD PLAN株式会社／Byte Bites株式会社／Circular Powder／Coloridoh Inc.／株式会社CULTA／EF Polymer株式会社／Floatmeal株式会社／株式会社Kinish／Morus株式会社／NINZIA Inc.／株式会社RelieFood／株式会社SoJapan（登記申請中）／TAKEO株式会社／クオンクロップ株式会社／株式会社グリーンエース／合同会社シーベジタブル／スペースシードホールディングス株式会社／トイメディカル株式会社／ナオライ株式会社／株式会社ベンナーズ／株式会社人生は上々だ／株式会社北村／津南醸造株式会社(計25社)