ウィーメックス株式会社は、コンパクトで持ち運び可能なリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH TV Pro 300」を日本で新発売した。医療現場の多様なニーズに応えるこの新製品は、訪問診療や手術支援など、様々なシーンでの利用が期待される。

医療現場のニーズに応えながら、医療提供の質を向上させる

PHCホールディングス株式会社の子会社であるウィーメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋秀明)は、コンパクトで持ち運びが可能なリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH TV Pro 300」を2024年6月18日から日本で発売を開始した。「TV Pro 300」は、Teladoc Health, Inc.が開発・製造した製品であり、既に米国で販売されているが、日本での発売は今回が初となる。
この製品の最大の特徴は、高性能なカメラとコンパクトなデザインにある。重量は約3.5kgで、持ち運びが容易であり、壁や車体に取り付けることも可能である。また、70倍相当のズーム機能とナイトビジョン機能を備えており、医療現場での利用において優れた性能を発揮する。
「TV Pro 300」は、医療MaaS車両や訪問診療、手術支援など多様なシーンでの利用が考えられている。日本海総合病院の事務局長兼病院改革推進室長である池田恒弥氏は、「TV Pro 300」は医療MaaS車両への搭載に適しており、限られたスペースでも設置が容易であると評価している。また、遠隔地の医師が高画質のカメラを操作できるため、診察対象部位を詳細に確認できる点も高く評価されている。
聖マリアンナ医科大学病院の副院長で救命救急センターセンター長の藤谷茂樹氏も、「TV Pro 300」のコンパクトさと持ち運びの容易さを強調し、緊急時や専門医が不足する状況下での活用に期待を寄せている。同氏は、これが日本国内での遠隔医療システムの導入促進に寄与することを期待している。
「TV Pro 300」の日本市場投入を記念して、ウィーメックスは初期費用を特別価格で提供するキャンペーンを実施する。このキャンペーンは、2024年6月18日から9月30日までの期間限定で行われ、通常価格250万円(税抜)のところ、69万円(税抜)で提供される。詳細については、特設サイトで確認できる。ウィーメックスは、「TV Pro 300」を通じて、医師の負担を軽減しつつ、患者が住み慣れた地域で適切な医療を受けられるよう、地域医療の持続可能な構築に貢献することを目指している。
「Teladoc HEALTH TV Pro 300」の詳細情報やキャンペーンに関する情報は、ウィーメックスの公式サイトで確認できる。

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