パタゴニア日本支社は、2024年10月10日に「リジェネラティブ・オーガニック カンファレンス 2024 Fall」をオンラインで開催する。今回のカンファレンスでは、「畑地システム」をテーマにリジェネラティブ・オーガニック農法の実践例を示し、日本での発展に向けた議論が行われる。

リジェネラティブ・オーガニック農法を通じて、地球環境保全を目指す

アウトドアブランドのパタゴニアは、農業を通じて地球環境の保全に貢献する「リジェネラティブ・オーガニック(RO)」農法の普及に取り組んでいる。この取り組みの一環として、2024年10月10日に「リジェネラティブ・オーガニック カンファレンス 2024 Fall」を開催することを発表した。カンファレンスは、リジェネラティブ・オーガニック認証の3本柱の1つである「土壌の健康」に焦点を当て、特に「畑地システム」における実践事例を紹介する。
リジェネラティブ農業は、気候変動を緩和するために重要な土壌炭素の貯留を促進する方法として注目されている。しかし明確な定義が欠如していることから、この概念は誤解されやすく、グリーンウォッシュの懸念もあると言われている。そこでパタゴニアでは、2017年に「リジェネラティブ・オーガニック認証」を導入し、持続可能な農業実践の基準を設定した。
今回のカンファレンスでは、農業実践者がリジェネラティブ農法の事例を共有し、参加者は具体的な実践方法や技術を学べる良い機会になる。リジェネラティブ農業は、単に環境保全を目指すだけでなく、農業の持続可能性を向上させ、未来に向けたポジティブな変革を推進するための重要な手段として期待されている。

■ 開催概要
開催日時:2024年10月10日 13:00〜17:30
参加費:無料(要事前申し込み)
参加方法:オンライン配信(申込者のみ後日アーカイブ配信あり)


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