日立造船株式会社は、2024年10月1日より「カナデビア株式会社」へと商号を変更し、新たなステージへと踏み出した。1881年に「大阪鉄工所」として創業し、造船やプラント事業で培ってきた技術力をもとに、今後は「脱炭素化」や「資源循環」に重点を置いたグローバルな事業展開を目指す。
*10月1日より新CMなど広告展開中
技術の力で、人類と自然の調和に挑む「カナデビア株式会社」
日立造船株式会社として長年にわたり築いてきた実績を受け継ぎ、同社は2024年10月1日より「カナデビア株式会社」として新たな歴史を切った。ちなみに「カナデビア」という商号は、「奏でる」とラテン語の「Via(道)」を組み合わせた造語で、人類と自然の調和を目指す企業の理念を象徴している。
造船業から始まり、現在では「脱炭素化」「資源循環」「安全で豊かな街づくり」の分野において、技術を駆使し持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めている同社。今回の商号変更は、単なる名称変更にとどまらず、企業としての新たな価値観とビジョンを示すものであり、従来の重厚長大なイメージから、革新と成長を象徴するフレッシュな企業へと変革を図っている。
会長兼CEOの三野禎男氏は、新商号「カナデビア」のもと、同社が新たなステージへ移行するにあたり、持続可能な未来のために技術革新を加速させていくと述べた。さらに、社長兼COOの桑原道氏も、この商号変更は企業としての進化を示すものであり、今後は脱炭素や循環型社会への貢献を一層強化すると述べた。
「カナデビア」という名称に、多様性と調和を重んじながら、人々が安心して暮らせる未来を作り出すという企業の使命を込めた同社は、「技術の力で、人類と自然の調和に挑む」企業グループとして、2030年に向けた長期的な目標を掲げ、さらなる成長を目指していくとしている。
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