東京大学発のヘルスケアスタートアップであるissin株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:程 涛)は、不動産開発を手がける株式会社フェイスネットワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:蜂谷 二郎)との提携を発表。この提携によって、issinが提供する「スマートバスマット」が、フェイスネットワークの開発するマンションブランド「GranDuo」と「THE GRANDUO」シリーズの全物件に標準導入されることになった。導入は2025年9月竣工予定の物件から開始され、入居者の健康的な暮らしを支援する新たな試みとして注目される。

「無意識の健康習慣」を住まいに実装し、ウェルビーイングな暮らしの体験価値を創出する試み。

ウェルビーイングへの関心が高まる現在、日々の健康管理はとても重要だが、多忙な生活の中で継続することがそう簡単ではないのも事実。この課題に対して、issinが開発した「スマートバスマット」は、バスマットと体重計を一体化させることで、日常生活の中で自然に健康管理を行えるようにした製品だ。お風呂上がりにこの「スマートバスマット」に乗るだけで、体重やBMI、体脂肪率、筋肉量など15項目もの体組成データを自動で測定・記録できるのだ。
これまで健康管理は個人の努力に委ねられることが多かった。しかし、今回のissinとフェイスネットワークの提携は、住まいそのものに健康管理をサポートする機能を組み込むという画期的なアプローチだと言える。フェイスネットワークは、都市生活者の健康や快適性への意識の高まりに応え、独自の付加価値を追求した物件開発を行ってきた。そして今回、同社のマンションに「スマートバスマット」を標準導入することで、入居者は特別な意識をすることなく、日々の身体の変化をデータで把握できる「無意識の健康習慣」を身につけることが可能になる。
専用アプリでは、パーソナルヘルスケアAI「ウェリー」が食事の栄養価分析や未来の体重変化予測などを行い、個々の健康をサポートする。これによって、ダイエットの目標設定や子供の成長記録、高齢者のフレイル予防まで、多様なライフステージニーズに対応できるシステムだ。業界を横断したこの共創は、ヘルステクノロジーと住空間の融合によって新たな体験価値を生み出し、不動産業界におけるウェルビーイングの実現に新たな一歩を印すかもしれない。

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