日販セグモ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安井邦好)は、2025年8月6日から18日にかけて「オンライン文具女子博 ~Stationery Summer Festival 2025~」を開催している。オンライン開催では過去最多となる99社が出店し、今回から初めて海外からの商品購入が可能になる。国境を越えた文具の祭典として進化を遂げると共に、学生を対象とした「文具のアイデアコンペティション2025」の受賞作品も発表された。

海外展開と学生アイデアの融合で進化する文具の祭典。

「文具女子博」は、累計来場者数65万人を超える日本最大級の文具イベントで、近年は海外の文具ファンからも高い注目を集めている。2025年6月の東京開催ではインバウンド来場者数が過去最多を記録したが、その一方で「会場に足を運ぶのが難しい」という声に応える形で始まったのが、このオンライン開催だ。
今回の「Stationery Summer Festival 2025」では、オンライン開催として過去最多の99社(うち14社が初出店)が参加し、幅広いアイテムの購入機会を提供する。最大の注目点は、これまで国内居住者に限定していたサービスを拡充し、海外からの注文受付を開始すること。これによって、世界中のファンが日本の高品質な文具を直接購入できる道が開かれることになる。
さらにオンラインならではの企画として、持ち帰る商品の重さを気にせず買い物ができる利点を活かした「ノベルティ付きコンプリートセット」や、毎回好評の「福袋」も販売され、オンライン限定商品や文具の“大人買い”、コレクションを楽しむ新たな購入体験を提案する。
またイベント開催に先立ち、「文具をアップデートせよ!」をテーマにした産学連携の取り組み「文具のアイデアコンペティション2025」の受賞作品が決定した。このコンペは、工大サミット参加校の学生から文具のアイデアを募集し、イベント来場者や出店メーカーの投票によって受賞作が選ばれたものだ。
大賞には、大阪工業大学の奈良優樹さんによる、引っ張るだけで紙が取れるクリップ「コロップ」が選出された。その他、動物モチーフの切り込みをメモとして使える「付箋のいらないノート」(福井工業大学・村田龍貴さん)が文具女子博特別賞を受賞するなど、計5作品が選ばれた。学生ならではの斬新な視点から生まれたこれらのアイデアは、今後の商品化も期待されている。
今回の海外対応開始を機に、「文具女子博」は日本の文具文化を世界に発信する、重要なプラットフォームとしての役割をさらに強めていくだろう。

大賞:作品名「コロップ」
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科 2年 奈良優樹さん
文具女子博特別賞:作品名「付箋のいらないノート」
福井工業大学 環境学部 デザイン学科 2年 村田龍貴さん

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