カフェ・カンパニー株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:平谷 哲哉、以下カフェ・カンパニー)は、NEWoMan TAKANAWAに新業態「ZEROCORNER(ゼロコーナー)」を2025年9月12日(金)にオープンした。「ZEROから始まる、新しい食の交差点」をコンセプトに、鮮度保持技術「ZEROCO」による素材本来の美味しさの提供と、野菜・肉・魚の低温熟成による新しい食体験を提案する。

サステナブルな“Farm to Table”とコミュニティの力で、100年先の食文化をデザインする。
食の循環と健康志向が求められるいま、ZEROCORNERは「100年先の未来に残る食文化の創造」をテーマに掲げ、単なるレストランにとどまらない場づくりに挑む。産地で収穫した食材を鮮度保持技術「ZEROCO」によって劣化を抑えたまま都市へ届ける仕組みを導入し、地産地消の推進と流通ロス低減に寄与。生産者の負担軽減とフードロス削減を両立させる“Farm to Table”モデルを実装する。また、塩分を控え、添加物に頼らない調理方針を貫き、フライヤー等の大型設備に縛られないミニマルなキッチンで、毎日食べても軽やかなメニューを展開。誰もが健康的でナチュラルな食を日常的に選べる社会像を提示する。

店舗の中核となる「ZEROCO」は、約0℃・湿度100%弱という環境を安定維持する鮮度保持技術。従来の冷蔵・冷凍では難しかった“生鮮のまま”の保存を可能にし、細胞破壊を抑えることで、食感・香り・水分を含む本来の美味しさを長く保つ。さらに、野菜・肉・魚の低温熟成によって甘みや旨みを引き出し、旬や産地の個性に加えて、素材が最もおいしく輝く瞬間を引き出す。「無駄な味付け0」を掲げ、科学的な添加物に依存せず素材そのものの力を活かす姿勢が、同店の味づくりの核だ。
ZEROCORNERが提供する価値は大きく三つ。第一に、ZEROCOと低温熟成を活用した“新しい美味しさの発見”。第二に、産地直送の食材やメニューに込めた背景を発信し、イベントなどを通じて生産者と都市生活者を結ぶ“つながりの体験”。第三に、地方×都市、生産者×生活者、テクノロジー×文化が交わる“交差の場”の創出だ。店名に冠した「CORNER(街角)」の通り、店内にはマーケットスペースも併設し、産地直送の新鮮食材や加工品を購入できる。食べる・知る・持ち帰るが一体となった、学びと出会いの拠点を目指す。
メニューは朝・昼・夜のオールデイ。モーニングでは、半熟卵を贅沢に使った「タマゴサンド」にキャロットラペとコールスローを添え、日替わりの「季節のスープ」も用意。セットでスープやデカフェ、カフェラテを追加でき、テイクアウトにも対応する。

ランチは、滋賀・草津の精肉店「サカエヤ」代表・新保吉伸氏が手当てした“真っ当なミンチ”を活かした「世界の煮込み」とパスマティライスのヘルシープレートが主役。1種盛り(1,180円・税込)、2種盛り(1,380円・税込)から選べ、季節野菜のお惣菜が付き、ドリンク追加も可能。

ディナーは小皿から魚・肉のメインまでビストロスタイルで構成し、ZEROCOで甘さや美味しさを保った果物のデザート「Soyカスタードジェラートのアフォガート」(680円・税込)、「桃まるごと果実氷」(1,300円・税込)も楽しめる。

ドリンクは、採れたてフルーツの鮮度を閉じ込めたフルーツカクテルが看板。八王子のデカフェ専門店「YutaCafe」のコーヒーや、オーツミルクのカフェラテなど、昼夜問わずヘルシー志向のラインアップを揃える。「春の名残りイチゴのスムージー」(1,350円・税込)など、季節の一杯も充実している。

ブランド名「ZEROCORNER」には、“0からの挑戦”“無駄な味付け0”“キッチン設備0(フライヤー不使用)”といった意思と、鮮度という共通軸のもとで多様なものが交差する“街角=コーナー”のイメージを重ねた。革新性(テクノロジー起点の新しい食文化)、親しみやすさ(毎日通える気軽さ)、誠実さ(素材・生産者・環境への正直さ)、軽やかさ(健康的で日常に寄り添う食)をトーン&スタイルに据え、「ZEROから、食の未来を。」を体現する。日本各地の食材・商品の提供と販売を通じて地方創生にも寄与し、生産地と都市をつなぐ新たな価値循環を育てていく。

ZEROCORNER(ゼロコーナー)
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13313322/
Instagram:https://www.instagram.com/_zerocorner/
カフェ・カンパニー株式会社
https://www.cafecompany.co.jp/
あわせて読みたい記事

【埼玉食材×サステナブル】かくれフードロスを美味しく活かす。川越プリンスホテルの「埼玉県フェア~秋の収穫祭~」が描く循環型の未来。

直営農場の循環型ガストロノミー。「東北牧場弁当」が語る、ホテルコンチネンタル府中と農業への思い。

未利用野菜を新たな価値に。グリーンエース「綾瀬アップサイクルセンター」の粉末化技術。

【気候変動が変える「さつまいも地図」】北上する栽培地と日本農業の新潮流。