NTTビジネスソリューションズ株式会社、株式会社ウエルクリエイト、アサヒバイオサイクル株式会社の3社が協力し、2025年4月から大阪・関西万博での生ごみを堆肥化する取り組みがスタート。持続可能な社会を目指し、食品ロスの削減に挑む。

万博会場からの生ごみを堆肥化し、食品ロス削減と循環型社会の実現を目指す

地球温暖化対策が急務となる中、持続可能な社会を実現するためには、資源の有効活用が不可欠だ。特に食品ロスは、国際的な取り組みが求められる重要な課題である。
世界的な食品ロスの削減問題に際し、NTTビジネスソリューションズなど3社は、大阪・関西万博で「地域食品資源循環ソリューション」を提供。会場内から排出される生ごみを効率的に分別し、食品残渣発酵分解装置と堆肥化促進材を用いて堆肥化するプロセスを構築。堆肥化し、地域の農家に提供することで循環型モデルを形成する。この取り組みは、会場内の各施設から排出される生ごみを分別し、特許技術を活用して堆肥の元となる発酵物に変換。ウエルクリエイトの施設で堆肥化することで、地域農業への貢献を図る。
さらに、資源循環の新たな社会モデルとして世界に発信し、カーボンニュートラル社会の構築に貢献することを目指している。
3社はこの取り組みを通じて、循環型社会の重要性を広く訴え、より多くの企業や団体との協力を促進したい考えだ。持続可能な未来に向けたこの活動が、これまで培ってきた技術も駆使することによって、大阪・関西万博を通じて大きなムーブメントとなることが期待されている。

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