「自分たちが毎日使いたいものをつくる」という理念のもと誕生したブランド、SHIRO。その創業15周年を迎えた2024年、SHIROは「廃棄物ゼロ」を目指す新たな挑戦に乗り出した。その象徴ともいえるのが「SHIRO with PASSTO」だ。渋谷PARCOで開催されているこのPOP UP STOREでは、リユースをテーマに、地球環境への配慮と新しい美の形を提案している。

「SHIRO with PASSTO」の挑戦。
リユースから広がる未来。

SHIROは、2024年に創業15周年を迎え、「SHIRO 15年目の宣言」を表明した。この宣言は、廃棄物ゼロを目指すものづくりとお店づくりに焦点を当て、限りある資源の価値を最大化する取り組みだ。その一環として、SHIROは8月から「SHIRO リユースプロジェクト」を始動し、使用済みガラス容器や衣類を回収してリユースする活動を展開している。
この活動を象徴する場として登場したのが、渋谷PARCOで11月27日まで開催されるPOP UP STORE「SHIRO with PASSTO」だ。ここでは、SHIROの限定フレグランスやリユース衣類、さらに国内外のブランドが共感して提供したアーカイブスコレクションが並ぶ。

■リユース衣類の可能
「SHIRO リユースプロジェクト」では、衣類やトートバッグ、ガラス容器などを全国の拠点や店舗で回収し、選別とクリーニングを経て、新たな魅力を加えた商品として生まれ変わらせている。特に衣類は、CO2排出を大幅に削減しながらも、高いリユース率を誇る。このPOP UP STOREでは、スタイリストが厳選したリユース衣類が揃い、北海道で開催された「リユースファッションショー」で披露された衣服も登場する。
■限定フレグランスの提案
「SHIRO with PASSTO」では、SHIROが手掛ける限定フレグランスも注目だ。使用済みガラス容器をリユースし、従来では廃棄されていた香料を活用して新たな香りを生み出している。これらの香りは、地球への負荷を最小限に抑えるだけでなく、新しい美しさを提案する象徴的なアイテムとなっている。
■廃棄物ゼロの店舗デザイン
店舗デザインにもSHIROの理念が反映されている。このPOP UP STOREでは、什器や装飾に過去の店舗で使用したものや、解体された旧工場の資材を再利用している。デザインを担当した小倉寛之氏は、不要になったものに新たな価値を与える取り組みを続けており、この店舗もその理念の結晶だ。

SHIROは、「リユース」という行為が日常生活の中で自然と受け入れられる未来を目指している。そのビジョンは今回の「SHIRO with PASSTO」を通じて、多くの人々に新しい美しさの価値を届けている。

「SHIRO with PASSTO」
期間 : 2024年11月15日(金)~11月27日(水)
会場 : 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 1F POP UP SPACE 「The window」
営業時間 : 11:00~21:00 ※渋谷PARCOの営業時間に準ずる
商業施設HP : https://shibuya.parco.jp/

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