温泉が持つ美肌効果について、これまでに知られていた6つの泉質に加え、新たな美肌泉質が発見された。ポーラ・オルビスホールディングスが行ったこの発見により、美肌温泉の可能性が広がり、温泉選びがさらに多彩なものとなった。この研究結果は、新たに公開されたウェブサイト「美肌温泉ガイド」でも紹介されている。

角層細胞の保護機能を高める作用と、不要皮脂を取り除くクレンジング作用の両方を併せ持つ「第7の美肌泉質」

ポーラ・オルビスホールディングスは、温泉の美肌効果を科学的に分析する研究を進めてきた。これまでに6つの美肌泉質が知られていたが、今回の研究により、さらに1つの新たな美肌作用が確認された。この「第7の美肌泉質」として認定された温泉は、角層細胞の保護機能を高める作用と、不要な皮脂を取り除くクレンジング作用の両方を併せ持つという。具体的には、東京都大田区の黒湯天然温泉(SPA&HOTEL和)においてこの新しい作用が確認された。
今回の発見で、美肌泉質は計7種類となり、それぞれの泉質がどのように肌に作用するかについての理解が深まった。これらの泉質は、肌の角層細胞に対する作用や、皮脂に対する作用によって分類されている。角層細胞の保護やクレンジング効果など、各泉質がどのような美肌効果を持つかが科学的に解明されており、これに基づいて温泉の選択肢がより広がることが期待される。
この新たな発見に伴い、ポーラ・オルビスホールディングスはウェブサイト「美肌温泉ガイド」を公開した。このサイトでは、各地の温泉施設を泉質や効果ごとに検索できる機能が提供されており、ユーザーは自身の肌の状態や好みに合わせて最適な温泉を見つけることが可能となっている。また、複数の美肌泉質を持つ温泉を組み合わせて訪れる「きき湯」などの新しい楽しみ方も提案されている。
ポーラ・オルビスホールディングスは、今後も温泉の美肌効果に関する研究を進めていく考えを示している。これにより、さらに多くの美肌泉質が発見され、温泉を訪れる人々がその魅力をより深く感じられるような体験が提供されることが期待されている。

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