関西大学、東邦レオ株式会社、株式会社NI-WA(中津ブルワリー)が協力し、大学オリジナルビール開発を通じて環境保全や地域交流を推進する「関大ブリュープロジェクト」を始動。卒業生は卒業記念に植えたホップで作られたビールで乾杯する新たな伝統が誕生する可能性。3月19日の卒業式では、ホップの苗植えイベントが行われた。

ホップ栽培でキャンパス緑化&エコキャンパスを推進

本プロジェクトはSDGsの視点から、大阪・関西万博の共創チャレンジとしても登録予定。年間スケジュールでは、3月の卒業式でホップを植え、秋にはビールで乾杯イベントを実施。クラフトビールならではの自由な味わいのアレンジが可能で、食品ロス削減にも貢献する。

また環境保全を目的とし、千里山キャンパスにホップのプランターを設置。学内の緑化および省エネルギー化に貢献し、SDGs意識の醸成にも繋げる。初年度は約15kgのホップ収穫を目指し、約600本のビール製造を計画。

「育てる」「つくる」「つながる」を通じて、学生、教職員、校友、地域住民などとの関わりを創出。クラフトビールづくりを通じた社会的価値のムーブメントを生み出す可能性を秘めている。未成年飲酒防止や適正飲酒の啓発活動も計画している。

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