京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本秀夫)は、同社が展開するカラフルキッチンシリーズにおいて、セラミックピーラーおよびセラミックスライサーのパッケージを100%紙製にリニューアルすることを発表した。これにより、石油由来のプラスチック使用量の大幅な削減が見込まれる。

環境配慮型パッケージへの転換

京セラは、環境への配慮を重視し、「あなたのキッチンから、未来をつくる選択を」というコンセプトのもと、キッチン用品のパッケージから石油由来のプラスチック素材の削減を推進している。この取り組みの第1弾として、2023年11月にセラミックナイフのパッケージを紙製に変更し、年間約4.3トンのプラスチック使用量削減を達成した。
今回のリニューアルはその第2弾であり、カラフルキッチンシリーズのセラミックピーラーとセラミックスライサーのパッケージを100%紙製に変更することで、年間1.1トン以上のプラスチック削減を目指している。
環境配慮型商品を象徴するカラーとして追加された「ボタニカルグリーン」のセラミックナイフは、サトウキビ由来のバイオ樹脂を10%以上配合しており、石油由来のプラスチック使用量を削減している。今回の紙製パッケージへのリニューアルにより、環境に優しい製品ラインナップがさらに強化された。

京セラは、環境配慮型商品の展開を積極的に進めており、商品・パッケージ・アフターサービスに至るまで一貫して環境への配慮を追求している。今回のリニューアルにより、京セラのカラフルキッチンシリーズは、より一層サステナブルな選択肢として消費者に提供されることとなる。

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