★ここが重要!

★要点
株式会社大泉工場(埼玉県川口市)が冬季限定フレーバー「_SHIP KOMBUCHA GINGER GROOVE」を2025年12月5日(金)より数量限定で発売。“Farm to Bottle”と呼ばれる、自社農場での生姜栽培から発酵・製造・出荷までを一貫させた循環型モデルでつくられ、冬の水分補給・からだケア・環境配慮を同時に叶える一杯となっている。
★背景
世界的に“機能性飲料”と“サステナブル消費”の潮流が強まり、日本でも発酵飲料であるコンブチャ人気が拡大中。気候変動・資源循環・健康志向と、飲料市場が社会テーマと融合しはじめている。

冬、その一杯は体を温めるだけでは終わらない。大泉工場の「_SHIP KOMBUCHA」冬限定フレーバー「GINGER GROOVE」は、自社農場で種まきから育てた新生姜を皮ごと搾り、スパイスを重ねて仕上げた発酵スパークリングティー。茶葉の残渣はコンポストとして土へ戻され、再び原料を育てる循環をつくり出す。いま飲み物は、単なる“潤い”を超えて、食・農・地球をつなぐ循環の入口となりつつある。

冬限定の香り ― 生姜とスパイスが織りなす「GINGER GROOVE」

埼玉の老舗メーカー大泉工場が手がける発酵スパークリングティー「_SHIP KOMBUCHA」。その冬の顔として登場するのが「GINGER GROOVE」だ。
自社農場の新生姜を主役に、ライムの爽やかさ、シナモン・クローブ・鷹の爪などのスパイスをブレンド。コールドプレスで抽出した生姜の香りと辛味にスパイスの温かみが重なり、冬の冷えに寄り添う風味となっている。

“Farm to Bottle”が実現する循環型製造

GINGER GROOVEの製造は、原料づくりから廃棄までを循環させる“Farm to Bottle”。
自社農場で農薬不使用で育てた生姜を使い、製造過程で出る茶葉などの残渣はコンポスト化して畑に還元する。さらに、ボイラーの水蒸気を冷却し再利用するなど、水資源の循環にも配慮している。
「飲んで終わり」の飲料ではなく、農業・製造・環境が一本の線でつながるモデルだ。

冬の“かくれ脱水”に向き合う ― 冷たい飲み物としてのコンブチャの新提案

冬は、乾燥した室内と暖房によって、知らず知らずのうちに体内の水分が失われやすい季節だ。喉の渇きを感じにくいため、“かくれ脱水”のリスクがある。その意味で、冷たい飲料は敬遠されがちだが、GINGER GROOVEのような発酵炭酸飲料は、心地よく水分補給できる手段として注目するべきだ。
しかも生姜とスパイスの温かみある風味が、冷えがちな冬の体にも寄り添う。一杯で潤いも、ほっとする香りも得られるだろう。寒さ・乾燥・室内暖房という冬特有の身体ストレスに対し、自然派の飲み物が新たな解答を示す。

“循環経済”飲料としてのコンブチャ ― 食と環境の融合

GINGER GROOVEに代表されるような、原料の生産から廃棄/再利用までを見据えた循環型飲料の登場は、飲み物と環境の未来を示すものだ。今回のように、自社農場で育てた生姜を使い、製造過程の残渣を再利用し、環境負荷を抑える取り組みは、「大量生産・大量消費・大量廃棄」のモデルから決別する試みといえる。
しかも発酵飲料という形で、人の健康にも寄与する。発酵由来の豊かな香味と微炭酸が心地よい飲み心地を生むが、ただ満たされるだけの飲料ではなく、「からだにも、地球にも優しい」体験を提供する。こうした取り組みは、飲食業界のみならず農業、資源循環、消費モデルの再考を促す可能性をもつだろう。
発売は12月5日(金)に公式ECで先行、飲食店・グローサリーは12月12日(金)以降に順次取扱い。
内容量300ml、オープン価格、数量限定。

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