
★要点
フェリシモが、睡眠中の地震に備える定期便「ミニマル防災の会」を開始。暗闇での初動を支えるアイテムを月替わりで届け、“寝室を防災拠点化”する新発想を打ち出した。
★背景
阪神・淡路、東日本、能登――大規模地震は繰り返される。発災時刻は選べない。高齢化と単身世帯増、停電リスクの長期化に苛まれる現代で、防災を非常用から“日常”へ。フェーズフリーが防災の次の標準となってきた。
地震は、選んでくれない。会議中か、通勤中か、そして眠っている午前5時か。暗闇、裸足、割れたガラス。最も無防備な時間をどう生き延びるか――その問いに、神戸発の企業が一つの答えを出した。寝室に置く。毎月届く。使いながら備える。防災を“特別な準備”から“生活の一部”へと引き戻す試みである。
午前5時のリアリティ――「無防備な時間」に焦点を当てる
1995年1月17日午前5時46分。阪神・淡路大震災は、多くの人が布団の中にいる時間を直撃した。家具は倒れ、停電し、懐中電灯は見つからない。防災袋は押し入れの奥。想定と現実のずれが、初動の遅れを生んだ。
今回の「睡眠中のもしもに備える ミニマル防災の会」は、この“ずれ”を埋める設計だ。暗闇でも触って分かるポーチに、ライトやメガネ、軍手をまとめる。電池不要のケミカルライトと蓄光シールで避難経路を可視化。ベッド下に履き慣れた靴を置き、ホイッスルで助けを呼ぶ。動線はシンプルだ。①明かりを確保する。②足を守る。③安全を確認して避難する。寝室を「最初の避難所」に変える発想だ。




フェーズフリーという思想――非常を日常に溶かす
キーワードは「フェーズフリー」。特別な非常袋を年に一度点検するのではなく、日常の延長で常に災害に備える思想だ。定期便という形式も象徴的で、月に一度届くことで、防災を“思い出す仕組み”をつくる。ローリングストックの思想を、寝室に持ち込んだ。
気候変動は豪雨や猛暑だけでなく、インフラの脆弱性を浮き彫りにした。都市は便利だが、停電すれば一瞬で暗闇になる。単身世帯の増加、高齢化、共助の希薄化。自助のアップデートは避けて通れない。205,000個を超える防災シリーズの販売実績は、生活者の不安の裏返しでもある。
“ミニマル”の戦略――続けられる価格、続けられる支援
価格は月額2,500円(発売記念価格は1,900円)。うち30円は防災基金へ回る。1995年以降、同社は義援金や基金を通じて復興支援を継続してきたが、本商品では防災を「買って終わり」にさせない。定期購入がそのまま”定期支援”につながる循環を組み込んだ。
重要なのは、過剰にしないことだ。大きすぎる非常袋は、やがて押し入れに仕舞われる。だが寝室の足元に置く小さなポーチなら、日常の風景にとどまる。避難所で枕代わりにもなる設計は、平時の使い勝手を意識した証左だ。ミニマルとは削減ではない。続く仕組みの設計である。
防災は「体験」へ――知識のアップデートと7日間の想像力
同時に配布される「防災ガイド(大規模地震編)」は、外出中・自宅・避難所という三つの場面を想定し、7日間をどう乗り切るかを整理する。東日本大震災から15年。能登半島地震の記憶も新しい。復旧には時間がかかる。72時間の壁だけでなく、その先を想像する力が求められる。
防災は恐怖で動かす時代から、習慣で支える時代へ。寝室という最も私的な空間に備えを置くことは、社会のリスクを個人の生活へ翻訳する行為でもある。
“いつか”を“いま”に変える産業へ
日本は地震大国だ。だが同時に、防災の先進国にもなり得る。テクノロジーや巨大インフラだけが解ではない。暗闇で手探りできるポーチ。足元を守る一足の靴。月に一度届く小さな箱。産業の役割は、巨大な解決策を示すことだけではない。本商品は、生活者の動線に、そっと備えを差し込むことだろう。
揺れは、また来る。問題は、その瞬間に動けるかどうかだ。寝室から始まる防災は、日本社会の成熟度を測る新しい物差しになるかもしれない。
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