ナイジェリアで道路維持補修の新たな取り組みが始まった。日本のSTANDAGEと愛亀が共同で、ポットホール対策に効果的な「エクセルパッチ」の現地実証を成功させ、現地生産に向けた重要な一歩を踏み出した。

道路維持補修の新たなアフリカモデル

アフリカ大陸における道路の維持と補修は長年の課題。特にナイジェリアでは、舗装された道路でも気候やメンテナンス不足により発生するポットホールが大きな問題だ。STANDAGEと愛亀は、この課題に対し、日本発の技術「エクセルパッチ」をもって挑んだ。

両社は2024年2月、ナイジェリア連邦道路維持庁(FERMA)と共同でセミナーおよび実証実験を実施。セミナーでは「エクセルパッチ」の効果や使用方法がFERMAの技術スタッフや現地エンジニアに紹介され、翌日にはアブジャの道路で直接補修実験が行われた。雨季でも施工可能であること、ナイジェリア現地の原料で製造可能であることが確認され、その有効性が証明された。

実証の成果を受け、FERMAと愛亀、STANDAGEはエクセルパッチの共同製造・開発に向けた合意に至った。これはナイジェリアにおける道路維持補修の質を大きく向上させることはもちろん、現地での雇用創出や技術移転にも寄与することが期待されている結果だ。

エクセルパッチの導入は、ナイジェリアだけでなくアフリカ全土の道路維持補修に革新をもたらす可能性を秘めている。日本の高度な技術が現地の課題解決に直結する事例として、今後の展開が注目される。とともに、日本企業がグローバルな社会課題に対して貢献できる力を示した好例だ。今後10年で全土への浸透を目指し、現地での生産体制構築へ向けた取り組みが加速していく。地球規模での環境保護とインフラ整備への貢献を目指す、日本企業の果敢な挑戦が続く。

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