株式会社Mirai Resort(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木文也)が運営する長野県阿智村の昼神温泉「ホテルはなや」が、持続可能な開発目標(SDGs)の一環として、電力供給会社をTERA Energy株式会社(以下、テラエナジー社)に切り替えた。これにより、再生可能エネルギーの活用とCO2削減を実現し、電気料金の一部を寄付する仕組みを導入した。

環境と地域社会を支える取り組み

「ホテルはなや」は、以前から植物由来のアメニティの導入など環境負荷を低減する取り組みを行ってきた。今回の提携により、テラエナジー社のCO2排出を抑えた電力を使用し、環境への影響をさらに軽減する。テラエナジー社は、電力収益の最大2.5%を社会貢献活動に寄付しており、「ホテルはなや」では「一般社団法人うさぎと人の幸せを支える会」を寄付先に選定した。
テラエナジー社は「寄付で人を応援し、自然に優しい電力を供給する」という理念を掲げ、温室効果ガス排出を最小限に抑える再生可能エネルギーを提供する。創業者は4人のお坊さんで、エネルギー供給と社会貢献を両立する企業として注目されている。収益の一部を選定した団体に寄付する「ほっと資産」という仕組みを運営し、顧客は支援したい団体を選ぶことができる。
「一般社団法人うさぎと人の幸せを支える会」は、2023年から埼玉県ふじみ野市でうさぎの保護活動を行う全国でも珍しいうさぎ専門の保護団体で、これまでに160匹以上のうさぎを保護し、130匹以上を里親に繋いだ。人とうさぎの関係を豊かにし、多くの人々の幸せを支えることを目指している。
「ホテルはなや」は、これからも環境意識の向上を図り、宿泊客と共にエコ活動を推進する方針で、持続可能な未来のために、地域社会と環境を守る取り組みを続けていく考えだ。


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