Ecosiaは、ドイツ・ベルリンを拠点とする検索エンジン企業。ユーザーが検索をするたびに広告収益の80%をWWFに寄付し、植樹活動に充てている。簡単に「検索」するだけで、持続可能な環境保護に貢献できるのが、Ecosiaの大きな特徴だ。

Ecosiaの植樹活動、ブラジル・セネガル・インドネシアでの展開

Ecosiaの主な活動目的は、検索エンジンを利用して世界中での再植林および森林保護活動に資金を供給すること。これは、従来の商業検索エンジンに対する倫理的な代替手段として人気を集めている。Ecosiaでは、広告収益を森林再生に活用する非営利検索エンジンで、これまでに世界中で1億5千万本以上の木を植樹してきた。ブラジルやインドネシア、セネガルなど、森林減少が深刻な地域での植樹活動を通じ、環境再生と地域コミュニティへの支援を行っている。
■ブラジル:
「世界の農場」とも呼ばれるブラジルでは、主に肉の需要を支えるために森林が開拓されてきた。Ecosiaはアマゾンと同様に重要でありながら、残存率が20%を下回る大西洋岸森林の再生に力を入れている。この森林にはブラジルに生息する絶滅危惧種の60%が依存しており、1本の木が生態系に与える影響は大きい。また、アマゾン東部では農家と協力し、アグロフォレストリーと再生型農業の取り組みを進め、持続可能な収入源を支援している。
■セネガル:
セネガルでは、植樹が地域社会に自立と未来への責任をもたらしている。Hommes et Terreと協力して砂漠化した土地を回復し、共同でのアグロフォレストリーシステムによる植樹活動を展開している。また、Trees for the Futureとの提携により、小規模農家のための「フォレストガーデン」も支援。フォレストガーデンでは果樹や野菜が多様な樹木と共生し、栄養の改善と収入源の増加に貢献している。
■インドネシア:
インドネシアでは、広大なパーム油プランテーションがかつて豊かだった生態系を破壊している。熱帯雨林の25%がパーム油の栽培地に転換され、野生生物や農村の生活を脅かしている状況だ。Ecosiaは支援者の力を借り、パーム油プランテーションの跡地での森林再生を進め、農業コミュニティのための新しい収入源を確保する取り組みを行っている。

Ecosiaであなたの会社を変えよう!

Ecosiaを活用する最大のメリットは「自分が検索するだけで世界の自然環境の改善に貢献できる」こと。Ecosiaを使った気候保護は、会社の時間・お金・ストレスを削減する手助けになるだろう。あなたの職場でEcosiaを利用するだけで、費用をかけずにEcosiaが木を植え始める。社員数や検索回数が増えるほど、地球へのポジティブな影響も大きくなる。Ecosiaで検索するだけで、あなたも簡単に地球環境の再生に参加できる、いま世界で最も環境に優しい検索方法だ。

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