株式会社森未来は、木材情報プラットフォーム「eTREE」に新機能を追加し、木材セレクションの拡充やCLT建築コンサルティングサービスの提供を開始した。この機能拡充により、木材を利用するユーザーに向けた情報提供を強化し、多様なニーズに応えることを目指す。

木材利用促進の多様なニーズに応える情報プラットフォームが登場

近年、木材に対する関心が高まり、特に地域材や環境に配慮した木材の利用が注目されている。しかし、木材情報の不足やサプライヤーと利用者の間に存在する情報のギャップが課題となり、設計現場での木材利用が難しいという声が多く上がっていた。
このような状況を踏まえ、株式会社森未来は、木材情報プラットフォーム「eTREE」をさらに充実させるため、様々な新機能を導入した。特に、森林と木材に関連するイベントポータルに「定期開催ページ」を追加し、定期的なイベント情報をより容易に発信できるようにした。また、SNSとの連携機能や、申込締切間近のイベント表示機能を強化することで、イベントの情報発信が一層便利になった。
さらに、木材セレクションでは全国から集めた木質商品が30点に達し、多様な木材商品の選択肢が広がっている。加えて木材の納品事例として、アパレル店舗の什器や地域材を使用したテーブル、CLTを利用した内装など、実際の活用事例を通じて木材の可能性を紹介。CLT建築に関するコンサルティングサービスも開始され、設計者や施工者向けに、最適な木材調達から施工までのサポートを行う。この新サービスによって、木材の利用が一層促進されることが期待されている。

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