Audi Volkswagen Retail Japanは、モデルで2級建築士の知花くららさんが、プレミアムコンパクトSUVの電気自動車「Audi Q4 e-tron」のアンバサダーに就任したと発表した。知花さんの洗練されたライフスタイルと持続可能な社会への深い関心が、Audiの目指す先進的なモビリティの未来像と共鳴したことから今回の起用が決定した。

なぜ今、知花くららさんなのか。ブランドが託したメッセージ。
自動車業界が100年に一度の大変革期を迎え、電動化へのシフトが加速する中、各ブランドは単なる性能やデザインだけでなく、その哲学や世界観を伝えるコミュニケーションを重視する。今回のアンバサダー起用は、その象徴的な一手。Audiが白羽の矢を立てた知花くららさんは、ミス・ユニバース世界大会準グランプリという華やかな経歴を持つ一方、約15年間にわたり国連WFPの活動に従事し、世界の食糧問題と向き合ってきた。近年では建築デザインを学び2級建築士の資格を取得、さらには都心から自然豊かな海辺の街へ移住し、二人の子どもの母親としてナチュラルな子育てを実践している。彼女のライフスタイルそのものが、地球環境や社会課題への深い理解と、次世代へより良い未来を繋ごうとする意志に裏打ちされている。
ライフスタイルと響きあうEV、「Q4 e-tron」の性能。
「Audi Q4 e-tron」は、こうした彼女の生き方と響きあう性能を持つ。完全電気駆動によるゼロエミッションはもちろんのこと、一度の充電で613kmという長い航続距離を実現。これは、都心と自然豊かな郊外をアクティブに行き来するライフスタイルにおいて、充電の不安を抱かせない十分な性能だ。また、コンパクトなSUVというカテゴリーながら、上位モデルに匹敵する広い室内空間と荷室を確保。子どもたちの送り迎えや家族での遠出といった、日々の暮らしのあらゆるシーンに寄り添う実用性も兼ね備える。この車は、環境性能と利便性を決してトレードオフにしない、現代のサステナブルな暮らしを支えるパートナーとなりうる。
「誰が乗るか」で価値を伝える時代へ。
今回のアンバサダー就任は、これからのブランド戦略の方向性を示唆する。それは、スペックの優位性を訴求するだけでなく、「どのような価値観を持つ人が、その車をどう使いこなすのか」という物語を通じて、製品の魅力を深く伝えるアプローチだ。知花くららさんという一人の女性が持つ多面的な魅力、つまり、国際的な社会貢献への意識、建築家としての知性、自然を愛する心、そして母としての優しさ。これらすべてが「Audi Q4 e-tron」というEVの持つ可能性と重なり合う。彼女の発信する言葉や日々の風景を通して、Audiは環境意識や知的好奇心が高く、本質的な豊かさを求める新しい顧客層とのエンゲージメントを深めていく。これは、自動車が単なる移動手段から、ライフスタイルや価値観を表現するメディアへと進化していく時代の、確かな一歩といえるだろう。
