株式会社ハースト婦人画報社は、「ELLE SHOP」、白洋舍、ラグタグと提携し、洋服を長く愛用する「スローワードローブ プロジェクト」を開始した。期間限定のキャンペーンも実施される。

スローワードローブの理念と背景

株式会社ハースト婦人画報社は、「ELLE SHOP」を通じて、白洋舍とラグタグと協力し、「スローワードローブ プロジェクト」を展開している。このプロジェクトは、洋服をメンテナンスし長く愛用することを推奨し、持続可能なファッションライフスタイルの実現を目指す。2024年7月8日から8月31日まで、白洋舍およびラグタグの一部店舗で、ELLE SHOPアプリのダウンロードキャンペーンが実施される。キャンペーン期間中にアプリをダウンロードし提示すると、白洋舍では購入金額から300円の割引、ラグタグでは買取額が5%アップする特典が提供される。
スローワードローブとは、お気に入りの洋服をクリーニングでメンテナンスし、長く愛用することを推進するライフスタイルだ。着られなくなった洋服は再販され、新たな持ち主のもとで再び使用される。これにより、洋服の廃棄を減らし、持続可能なファッションを実現することが目指されている。『ELLE』の発祥地であるフランスでは、「ファストファッション罰則法」が可決され、売れ残った衣料品の廃棄が禁止された。このような背景から、日本でも持続可能なファッションに対する関心が高まっている。
『ELLE SHOP』が実施したアンケートによれば、71%のユーザーが「価格が少し上がっても、環境や人権に配慮したサステナブルなアイテムを選びたい」と回答している。この結果からも、消費者のサステナビリティ意識の高まりが伺える。
このプロジェクトのメリットとして、消費者の意識改革、環境保護、経済的価値の創出が挙げられる。まず、洋服を大切にする文化が醸成され、持続可能な消費行動が促進される。次に、洋服の廃棄量が減り、資源の無駄遣いが防止される。さらに、中古市場での再販により、洋服の価値が最大限に活用される。『ELLE SHOP』の専用ページから白洋舍の「らくらく宅配便」、ラグタグの「宅配買取」へ申し込みを行うと、エル・ショップポイントが付与される。今後は、3社のアプリ連携によるシームレスな相互送客も視野に入れ、利用者の利便性を高めながら、洋服のライフサイクルを長期化させることが目指されている。



プレスリリースはこちら